2019年4月29日放送の『名医のTHE太鼓判』は名医が教える
健康料理ベスト10でした。
どの家庭でもよく食べられる家庭料理の中から、ひと手間加えるだけで
健康度が劇的にアップする料理第4位が唐揚げでした。
唐揚げというと、太る食べ物ですよね。
ところが、ちょっとしたことで、痩せる唐揚げになるという放送内容には
驚きました。
このページでは、「痩せる」を目指せる唐揚げの放送内容とレシピを
紹介しますね。
唐揚げで痩せる?
唐揚げは、普通は小麦粉や片栗粉を使って作りますよね。
でも「痩せる唐揚げ」は、「大豆粉」を使うんですよ。
「大豆粉」とは生の大豆を粉末状にしたものなんです。
小麦粉に比べ、糖質の量が6分の1なんです。
●糖質の量(100gあたり)
小麦粉:74g
大豆個:11g
です。
良質なたんぱく質やミネラルが豊富で。その結果代謝が上がり痩せるんだそう。
ヘルシーで健康的な「大豆粉」は、パンやケーキなど小麦粉の代用品として
使われるなど、大注目されています!
ちなみに、大豆粉ときな粉は違うものなんですよ。
大豆粉は、生の大豆を挽いたもの
きな粉は、炒った大豆を挽いたもの
いつも使う小麦粉を大豆粉に変えるだけで、糖質を約80%カットできます。
そして、肉は胸肉を使います。
唐揚げに使う鶏肉は胸肉がオススメです。
むね肉は、高たんぱくで代謝を上げる効果がアップするんですよ。
油は「こめ油」を使う
普段揚げる時はサラダ油を使いますが、「痩せる唐揚げ」は「こめ油」を使います。
玄米を精米する際に「米ぬか」が発生します。
米ぬかには、およそ20%の油分が含まれていて、この油分を抽出して
作られるのが「こめ油」なんです。
こめ油は油の食物繊維と言われる「植物ステロール」の含有量が
他の油に比べて群を抜いて多いんです。
この植物ステロールは、悪玉コレステロールの吸収を抑えてくれるので
ダイエットの効果が期待できます。
さらに、熱に強く酸化しづらいので揚げ物にも最適なんですよ。
●植物ステロール含有量(100gあたり)
紅花油:283mg
オリーブ油:303mg
大豆油:339mg
トウモロコシ油:660mg
こめ油:961mg
痩せる唐揚げのレシピ
【材料】
鶏胸肉 500g
しょうゆ 大さじ1
すりおろし生姜
すりおろしにんにく
スポーツドリンク 大さじ1
大豆粉 適量
米油もしくはオリーブオイル 適量
【作り方】
1.鶏むね肉を大き目にカットします。
表面が広いほど油の吸収率が高まります。
2.保存袋にスポーツドリンクを入れ水分が無くなるまで手で揉みます。
3.水分が無くなったらお醤油、すりおろしにんにく、すろおろし生姜を
加えて更に揉みこみます。
スポーツドリンクに浸す事で保水効果があがり、しっとり、
ジューシーな唐揚げになります。
4.大豆粉をまぶします。
5.冷たい状態のお鍋に油を注ぎ、衣をまぶした洗揚げを並べ入れます。
6.並べたら低温で10分間揚げます。
ゆっくりと火を入れ、中まで確実に火を通すのが
失敗しないコツです。
老化物質のAGEsの量も抑制します。
7.油の温度を170℃にし、2度揚げします。
余分な脂を溶け出させます。
8.器に盛り付けて出来上がりです。
近頃MTCオイルが注目されています
油というと、カロリーが高く、脂肪がつきやすいと、ダイエットや健康に
良くない、とされていました。
ところが最近、健康に良い質の高い油を少量摂ることが、体にいい効果が
期待できることが分かりました。