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カラスの生態 夜鳴く理由とつがいの行動について

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テレビ番組

カラスって、都市部では生ごみを漁って散らかすため
ブルー使途をしっかりかぶせて、ゴミを荒らされないように
している横を堂々と歩き回っていますよね。

また、カラスがカアカアと、集団で騒がしく泣くと、
知り合いの誰かが死ぬ、などと不吉ないめーいがります。

そんなカラスの意外な生態が2020年2月19日のホンマでっかTV
で放送されます。

そこで、カラスが夜泣くのはなぜか、つがいの生態など
気になることを調べました。

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カラスの生態「夜鳴く理由}

カラスという鳥は昼行性で、主に昼間に活動する生き物
なんですね。

そのため、基本的にカラスが夜に鳴くということはあまりないです。

カラスが夜に鳴くとなんだか不安になる、という気持ちを
感じるのは、そもそもカラスはふだん夜に鳴かないという
ことを経験的に知っているために、未知の現象として不安感を
おぼえているからではないでしょうか。

普通は昼にしか鳴かないカラスですが、夜中に鳴くことがある
ことも確かです。

それには、以下の3つの理由があるんです。

カラスはとても早起き

カラスは日本に住む鳥の中でも、早起きで朝に強い鳥なんです。
その起床の早さは伊達ではなく、明け方どころかまだ日の光の
欠片も出ていない時間帯、午前0時頃に起きるものもいると
いわれています 。

普通午前0時以降は「朝」とはいいませんよね。
人間からしてみれば完全に深夜ですが、カラスにとっては
早朝といえるのかもしれませんね。

このとんでもない早起きは、都市部に住むカラスほどその
傾向が強いとようです。

都市部に住むカラスは、人間の生活に大きく関わったライフ
スタイルをしているようです。

都市部のカラスにとって、人間の出す生ゴミはごちそうです。
効率よくエサを確保するため、カラスは人間がゴミを集積場に
持っていくタイミングで起きるようになります。

つまり、カラスが起きる時間帯は、その地域に住む人が、
ゴミを出す時間帯に大きく左右されます。

深夜にカラスが頻繁に鳴いている地域では、深夜にゴミを
出す人が多いのかもしれません。

緊急事態を仲間に知らせるため

カラスにとっての緊急事態は、以下のことが考えられます。

★天敵が巣に近づいている、天敵に襲われた
★強風などで巣が壊れてしまった
★獲物を捕まえたので仲間と分け合いたい

とくに夜間に狩りをおこなうフクロウやヘビなどは、
カラスを襲うこともあるため、夜にカラスが騒ぐ原因
となっている可能性が高いんですよ。

繁殖期で警戒心が高まっている

春から初夏にかけては、カラスの繁殖活動が活発になる時期です。
繁殖期に入るとカラスは、つがいと子供を守るためにとても
神経質になり、警戒心が強くなります。

特に巣や雛に近づく敵に対して、大きな声で鳴く、
周囲を旋回する、止まっている木の枝を落とす、という
行動をとります。

 

カラスのつがいはきずなが強い

ほとんどのカラスはとても社交的なんですよ。
例えば、アメリカガラスは年のほとんど(あるいは一生を)つがいか、
小さな家族グループで過ごします。

冬になると、数百あるいは数千羽が集まり夜一緒に眠ます。
繁殖期、運のいいつがいなら子育てを手伝ってもらえるかも
しれません。

親カラスの巣を捕食者から守る若いカラスがよく目撃されています。
また両親や雛たちにエサをとってくるカラスもいます。

ある研究によれば、アメリカガラスの巣の8割にそうした
手伝いをするカラスがいるといいます。

中には5年以上も両親を手伝い続けるカラスもいます。

カラスは、つがいや家族のきずなが強いんですよ。

まとめ

からすは、生ごみを狙ってやってくるとか、人間を
おそう、集団でなくと不吉なことが起こるという
イメージしかありませんでした。

仲間を大切にして賢く生きているということが
わかりましたね。