「せいろ料理って憧れるけど、ガス火はちょっと面倒…」そんな方に人気なのが、電気せいろ(電気蒸し器)。
スイッチひとつで手軽に蒸し料理が作れる便利アイテムですが、実はメリットばかりではありません。
今日は、料理好きな私が実際に使ってみて感じたデメリットや注意点を正直にお話ししつつ、口コミでも評判のおすすめ製品もご紹介します。
電気せいろ(蒸し器)のデメリットは
置き場所をとる
電気せいろは見た目がけっこう大きいんです。
シンク下や棚に収納しても、出し入れがちょっと面倒。キッチンが狭いと圧迫感も…。
口コミでも「場所をとるから頻繁には使わなくなる」という声がちらほらありました。
余熱時間がかかる
ガス火でせいろを使う時と同じく、蒸気がしっかり上がるまで数分かかります。
電子レンジのように「ピッですぐ」ではないので、忙しい朝には少し不向きかも。
ただ、余熱が始まったらほったらかしにできるのはメリットでもありますね。
多様な料理には不向き
シュウマイ、茶碗蒸し、温野菜は大得意ですが、炒め物や煮物などは作れません。
「蒸す」専用なので、料理の幅はどうしても限定されます。
掃除に手間がかかる
使ったあとは水受けトレイや蓋、せいろ部分を外して洗う必要があります。
特に肉や魚を蒸したときは、においや油が残りやすいので、丁寧に洗わないと次回に匂いが移ることも。
電気蒸し器のメリット
デメリットもありますが、電気せいろはやっぱり魅力的。
私が気に入っているポイントもご紹介します。
電子レンジで蒸すよりおいしい
レンジだと野菜がパサついたり、加熱ムラが気になることもありますよね。
電気せいろなら、ふっくらジューシーに仕上がります。特にブロッコリーやさつまいもは絶品!
カロリーをおさえられる
油を使わずに調理できるので、ヘルシー。
ダイエット中や健康に気をつけたい方にぴったりです。
食材の味を活かせる
蒸気で加熱するので、栄養やうまみが逃げにくいのも魅力。
野菜本来の甘みがしっかり感じられます。
簡単操作で効率的に料理ができる
タイマーをセットすればあとはおまかせ。
私は蒸している間に副菜やお味噌汁を作るので、夕飯作りがスムーズになりました。
火を使わない
夏のキッチンでも暑くなりにくいし、火加減を気にしなくていいので安心。
小さなお子さんやペットがいる家庭にもおすすめです。
電気せいろ(蒸し器)で評判のおすすめ3選
エムケー精工 MK電気せいろ 蒸し器 TEGARU=SEIROEM-215K
2段せいろで一度にたっぷり蒸せるタイプ。
口コミでは「野菜がとにかくおいしい!」「お餅を蒸すとつきたての味になる」と高評価。
シンプルなデザインで、操作もわかりやすいのが嬉しいです。
エムケー精工 TEGARU=SEIRO EM-215K の口コミ
“食材のおいしさ再発見 / 火を見ずにラク”
「届いて、直ぐ、使いました。朝と夜、好きな食材を詰め込み、せいろで30分程度、その間に私用を片付け、チーンと同時に開けると、野菜のおいしさとか、魚のおいしさを感じれました。」
ポイント: 蒸し時間中ほったらかしておけること=調理の手間が省ける。素材の風味がしっかり出るという点も高評価。
“毎日使って、生活が変わった”
「お手入れも簡単、調理も簡単!届いてから毎日使ってます!生活が変わりました!大満足!」
ポイント: 調理とお手入れの手軽さが主なメリット。継続使用につながっているという声。
“蒸し野菜が甘く、小籠包・肉まんも美味しく蒸せる”
「シュウマイや肉まんなど、とっても美味しくなります!蒸し野菜も甘くて美味しくなるので、子供達もたくさん食べてくれます。」
ポイント: 蒸し料理で“素材の甘さ”や“ふっくら感”が出ること⇒味の面で満足度が高い。
“タイマー付きで放置できる / 家族で使いやすい容量”
「鍋でお湯を沸かして使うより、コンロを占領しないしタイマー付きでほったらかしが出来るのがいいです。」
「付属のせいろは2段ですが、1段はホームセンターで買ったのをプラスして3人分を3段で調理して、せいろのまま食卓に出せるのでとても重宝してます!」
ポイント: 放置可能+2段(あるいは工夫で3段)で家族分調理できる容量が好評。
“気になるところも / 改善希望あり”
「お肉が付いたところは黒くなってしまいましたが、付属のスポンジで擦ったら取れました!」
「置く場所を考えないと不便」「せいろを干す場所も考えなければなりません。本体とコンセントが一体化している…ので、そこは想定外に不便でした。」
ポイント: 焦げ付きや汚れ/付属のスポンジで落ちるものの、手入れが必要。あと、サイズ・設置場所・乾燥場所が制約になるという不満。
BeiieLifeスチームクッカー
3段タイプでコンパクトながら大容量。
「温野菜ダイエットにぴったり」「まとめて作り置きできるから便利」という口コミ多数。
タイマー付きなので、ほったらかし調理が得意です。
BeiieLife スチームクッカー の口コミ
野菜が美味しくなった / 大きさもちょうど良い
「蒸し野菜等が美味しく感じられるようになりました。大きさもそれほど大きくなく、それほど場所をとらないので、我が家では使いやすいと思っています。」
コンパクトで使いやすく・洗いやすい
「コンパクトサイズで便利」「洗うのも簡単に洗えるし、非常に満足しています。」
見た目もかわいい / キッチンの雰囲気が明るくなる
「色がピンクなのでかわいく、気分も明るくなります。」 「キッチンかわいくなりました。」という声があり、デザイン面も評価されています。
届くのが早い / 注文〜配送対応が良い
「注文してから届くまでとても早くて良かったです。」 「本日発送連絡があり当日届きました。早いのでビックリしてます。」というレビューあり。
機能が多い / 多用途に使える
「下で茹でて上で温めができ、スイッチで2段階温度調節とオンオフも可能なので予想以上に便利です。」など、単に蒸すだけでなく「複数の調理用途」「温度調節」「2段使い」の機能を評価するコメント。
アピックス 電気せいろ蒸し器 むしざんまい AMZ-450
木製せいろの雰囲気を楽しみたいならこちら。
「見た目がかわいくてテンション上がる」「インテリアにもなじむ」と女性から人気。
おうちで中華点心パーティーにもぴったりです。
アピックス 電気せいろ蒸し器 むしざんまい AMZ-450 の口コミ
使いやすさ・安心感
「電気なのも安心。タイマーかけてる間に他の料理や家事が出来るので楽ちんです。」という声。火を使わないことや操作の簡便さを高く評価。
蒸した料理のおいしさ
「早速小籠包と肉まんをしました!とっても美味しかったです。」など、蒸し点心や蒸し料理の仕上がりに満足するレビューあり。
毎日使っている / 生活に溶け込んでいる
「届いてからほぼ毎日使っています。使用後のお手入れも簡単なのもあり使い勝手がとても良いです。」といった声。日常使いでも負荷にならないことが嬉しい点。
サイズ・容量に関する評価
・良い面:「夫婦2人で仲良く使ってます。ヘルシーな料理に仕上がるのもいいです。」という意見。
・改善希望:「直径が21センチなので、蒸せる量が限られてしまうので、もっと大量に蒸せたら嬉しい。」というレビューもあり。
気になる部分・不具合系
・「蒸籠が少し歪んだように感じます。」
・「外箱がこんなにも?って位全ての角がぼろぼろで…新品感無く残念です。…商品には満足してます!」とパッケージ面でマイナスポイントあり。
・また、「タイマーのつまみが戻せないこと」が不便という意見も。
よくある質問(Q&A)
Q1. 電気せいろと普通のせいろ(ガス火)はどっちがいい?
A. 手軽さを求めるなら電気せいろ、風味重視ならガス火のせいろがおすすめです。 電気せいろはタイマー付きで火加減の心配がなく、忙しい家庭向き。 ガス火のせいろは立ち上がりが早く、香りや仕上がりが本格的と感じる人も多いです。
Q2. どのくらいで蒸気が出ますか?
A. 機種によりますが、だいたい3〜5分程度でしっかり蒸気が上がります。 予熱時間を短くしたい場合は、最初にお湯を入れておくと早く蒸気が出ます。
Q3. 電気代はどのくらいかかる?
A. 1回15分程度の使用なら、電気代は約2〜4円ほど。 毎日使ってもそこまで大きな負担にはなりません。
Q4. 洗うのは大変ですか?
A. せいろ部分や水受けトレイは取り外して洗えるので簡単です。 ただし、使用後はすぐ洗ってしっかり乾燥させるのがカビ防止のコツ。 木製せいろタイプは特に乾燥をしっかり行うと長持ちします。
Q5. 肉や魚を蒸した後のにおいは?
A. 水受けトレイやせいろをしっかり洗えばにおいはほとんど残りません。 気になるときは、少量の酢を入れて空焚きすると消臭効果があります。
Q6. 蒸す以外の使い方はできますか?
A. 基本は蒸し専用ですが、茶碗蒸しやプリン、温泉卵なども作れます。 スチームクッカータイプなら、冷凍食品の温め直しにも便利です。
こんな人におすすめ・おすすめしない
エムケー精工 MK電気せいろ TEGARU=SEIRO EM-215K
✅ おすすめしたい人
忙しいけど、野菜や魚をおいしく食べたい人
タイマーをかけてほったらかし調理したい人
家族で蒸し料理を楽しみたい(2〜3段活用したい)人
食卓にせいろをそのまま出して、見た目も楽しみたい人
⚠️ おすすめしない人
キッチンの作業スペースがかなり狭い人(本体+せいろの置き場所が必要)
せいろの乾燥場所を確保できない人
なるべくメンテナンスフリーで使いたい人(木製せいろは手入れが必須)
BeiieLife スチームクッカー
✅ おすすめしたい人
一人暮らし〜2人暮らしで、コンパクトさを重視する人
ピンクカラーなど見た目も可愛い調理家電を置きたい人
蒸す+温め+茹でるなど多機能を求める人
掃除が簡単な電気蒸し器が欲しい人
⚠️ おすすめしない人
大量に蒸したい(家族4人分以上)人
本格的な木製せいろの香りや雰囲気を求める人
高火力で短時間調理したい人(スチーム発生まで少し時間がかかる)
アピックス 電気せいろ蒸し器 むしざんまい AMZ-450
✅ おすすめしたい人
蒸し点心や肉まん、野菜など幅広い食材を蒸したい人
火を使わず安全に調理したい(小さな子どもがいても安心)人
毎日蒸し料理をしたい人(お手入れが簡単)
夫婦二人〜少人数家庭向けのせいろを探している人
⚠️ おすすめしない人
一度にたくさんの食材を蒸したい人(容量が少し小さめ)
本格中華せいろサイズの大きなものを求める人
タイマーを途中で戻したい人(つまみが固定式なので調整しにくい)
電気せいろ・スチームクッカー比較表
製品名 | EM-215K(エムケー精工) | AMZ-450(アピックス むしざんまい) | BelleLife スチームクッカー |
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対象人数・容量目安 | 3〜4人前。直径21cmのせいろで2段利用可。 | 1〜2人用~少人数向け。せいろ2段セット。 | 家族向け・大容量タイプ(約9.3L)。2段構造。 |
消費電力 | 600W | 800W | 1000W |
電源 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
タイマー・最大時間 | 最大60分設定可 | 最大約30分 | 予約タイマーあり(最大24時間)。保温機能つき。 |
サイズ(外形寸法) | 幅254 × 奥行273 × 高さ116mm | 約 幅290 × 奥行237 × 高さ280mm | 幅282 × 奥行264 × 高さ305mm |
重さ | 約1.1kg | 約2.0kg | 約2.35kg |
材質・せいろ素材 | せいろ:木製(杉)/本体:樹脂 | せいろ:竹/蒸し鍋:アルミダイカスト | バスケット:金属・樹脂素材(機種による) |
その他の特徴 | せいろセット、レシピブック、延長輪、安全装置付き | 竹せいろ×2、蒸し鍋、レシピブック付き | 保温機能・予約機能・ゆで卵調理機能あり |
比較から見えてくる選びどころ
-
- 電力と電気代:BelleLifeは1000Wで火力強め。短時間で蒸せるが電気代はやや高め。
- 設置スペース:EM-215Kは高さが低めで収納しやすい。アピックスとBelleLifeはやや高さがあるので置き場所確保を。
- せいろ素材:見た目重視なら竹や木のせいろが映えるが、乾燥・手入れも必要。
- 機能性:タイマー長めが欲しいならEM-215K。予約・保温機能ならBelleLife。
まとめ
電気せいろ(電気蒸し器)は、
✅ 置き場所や手入れの手間というデメリットはあるけれど、
✅ 蒸し料理のおいしさ、栄養、手軽さはやっぱり魅力的。
私は「今日はちょっと野菜をしっかり食べたいな」という日に大活躍しています。
ガス火のせいろよりも手軽で、レンジよりおいしいので、キッチンにひとつあると本当に便利。
これから電気せいろを検討している方は、ぜひ口コミをチェックしながら、
自分のライフスタイルに合ったモデルを選んでみてくださいね。