主人の友人は、釣りが趣味です。
先日タコを釣ったからおらいに来てほしいと連絡があり、もらってきました。
さあ、これからが大変!
私は魚屋の娘ですが、なまのタコをさばいたことがありません。
ぐにゅぐにゅして、なんだか気落ち悪いなあと思いながらも、茹でてお刺身
にして食べられると思うと、勇気が湧いてきました。
それでは、生まれて初めての生タコの下処理と茹で方をご覧ください。
生タコの下処理
これから処理する生タコです。
まあまあの大きさなので、ちょっと触るのに勇気が必要でした。
タコの内奥を取り除くために、頭をひっくり返したところです。
内臓は、手で引っ張っただけでも取れますが、私はキッチンバサミを
使ってちょっとづつ切っていきました。
内臓を取ったら、ひっくり返した頭を元に戻します。
この時、すみが破れてしまったら、タコ全体よく水洗いして
すみを洗い流します。
今回は、幸いすみが破れませんでした。
目のところに包丁で切込みを入れて、取り出します。
以下の目よりも小さい気がしましたが、取り出してみると
思ったより大きかったです。
次にタコの口バシも取り出します。
タコの足先を少し切り落とします。
内臓と目を取り出したら塩でよくもみます
内臓と目を取り出したら、カップ1杯くらいの大量の塩で
タコを15~20分位もんで、タコのぬめりを取ります。
まず最初に、全体をもんで、次に足を2本くらいづつ、根元から
足先へと指を滑らせるような感じでしごいていきます。
15分ほど塩でもんだら、かなりぬめりが取れました。
ここまでになったら、水でよくすすいで、塩とぬめりを
落とします。
生タコを茹でます
いよいよ生タコを茹でます。
この時ゆであがったタコを冷ますために氷水を準備しておきます。
鍋に、塩ひとつかみをいれてお湯を沸かします。
沸騰したら、まず、足先だけを軽く茹でます。
足先をお湯から出して、また足先だけをお湯に入れます。
こうすると
足先がくるんとまるまります。
今度は、タコを全部お湯にいれてゆでます。
タコは、茹ですぎると硬くなるので、2~3分程度茹でればOKです。
2分ほど茹でたタコを氷水に入れます。
なんだか、とっても美味しそうに茹で上がりました。
一生懸命塩でもんでぬめりを取ったので、きれいに仕上がりました。
頭を切り離し、足も1本づつ切り離します。
今日は足2本分を、お刺身で食べます。
残りは小分けして冷凍しました。
生タコは、ヌメヌメしてさわるのがちょっぴり気持ち悪かった
けれど、頑張って下処理してよかったです。
もし、生タコを素手で触るのは自信がないという方は、
こんなかわいいゴム手袋をはいてみてはいかがでしょうか。