ホッケの開きをネットで取り寄せようとする時、
縞ホッケと真ホッケはどちらが美味しいのか迷いますね。
私は、北海道小樽市の魚屋の娘に生まれ、縞ホッケも
真ホッケもたくさん食べてきました。
小樽近海の生のホッケを、開きにして焼いて食べたり
煮つけにしたり、フライやすり身にしてかまぼこや
みそ汁にしても食べてきました。
そんなホッケが大好きな私ですが、縞ホッケと
真ホッケの特徴や美味しい食べ方、北海道のホッケの
お取り寄せのおすすめを紹介します。
縞ほっけと真ほっけではどちらが美味しい？
縞ほっけの開きと真ほっけの開きのどちらが美味しいかは
身のしまり方や脂の質によります。
引き締まった身と軽めの脂が好きな方は真ホッケの開きが
美味しいです。
柔らかい身に脂がジュワッと出てくるのが好きな方は
縞ホッケの開きが美味しいです。
ほっーーほけ🐦️ほっけ🐟️#ほっけ #おつまみ #お酒好き pic.twitter.com/3UkiF5x8Im
— コルク (@sakenomikoruku) April 24, 2022
また、焼いた後に食べるタイミングにもよります。
焼きたてのアツアツを食べるなら縞ホッケが美味しい。
家族でホッケを食べる時間がバラバラで、焼きたてを
食べられないなら真ホッケが美味しい。
ホッケ🐟で乾杯🍺#晩酌#ホッケ pic.twitter.com/UlHZlT10JI
— 猫背ライダー@SSTR2020終了（3/20） (@n09bwEREeQabbz9) April 25, 2022
小樽では、生の真ホッケがスーパーでも手に入ります。
小樽近海の真ホッケは、大き目のものは、2枚おろしにして
身と皮の両面に詩をします。
水が切れるバットに皮目を下にして冷蔵庫で1日程度
ラップをかけずに置いておきます。
冷蔵庫の中が少し魚臭くなりますが、ホッケが大好き
なので気になりません。
こうすると、魚焼きグリルで身が崩れることがなく
開きに加工してあるものよりふっくらと焼けます。
小さめの真ホッケは、脂があっさりしているのと、開き
にして干すと、身が薄くなるので焼いて食べるのには
あまり向いていません。
3枚におろして腹の骨の付いている部分を切り落とし、
皮を取り除いて、塩コショウをしてフライにすると
美味しい。
すり身にして、味噌汁やかまぼこにして食べるのも
美味しい。
生の真ホッケは、北海道の海で獲れるので、手に入りやすい
ので、色々な食べ方ができます。
一方、生の縞ホッケは、希少でなかなか売っていないです。
手に入ったら、塩ふり焼きか煮つけにします。
脂のリがいい縞ホッケは、フライやすり身にすると、
美味しくない。
縞ホッケと真ホッケのどちらが美味しいかは、調理の仕方
にもよります。
真ホッケと縞ホッケの産地や特徴
真ホッケと縞ホッケの産地や特徴とはどんな点か
みていきましょう。
真ホッケは、北海道の「道北からオホーツク海方面」
「羅臼を中心にした太平洋方面」「道南方本州に向いた
方面」の3つに地域で獲れます。
魚全体がグレーがかった色をしています。
脂のリというよりは、くせがなく引き締まった上品な
味わいです。
私がよく食べていた小樽近海のホッケは、真ホッケ。
生を開きにして詩ををして干して焼いて食べり、
3枚おろしにして皮と腹の骨を取り除きフライにして
食べます。
油を使った調理には、あっさりした軽い油のホッケの
ほうが向いています。
縞ホッケとは、表面が縞模様になっているほっけです。
肉厚でとても脂のリが良いことから「とろホッケ」
とも呼ばれています。
皮はパリッと香ばしくて、中の身は、フワッと柔らかいのが
特徴です。
日本の海では、なかなか獲れない希少なホッケです。
縞ほっけはアラスカのべーリング海やロシアのオホーツク海で
獲れるため、ほぼ100％輸入品です。 脂のノリが良く、
そのジューシーさが何と言っても魅力です。
縞ホッケと真ホッケの開きの形の違い
縞ホッケの開きと真ホッケの開きの形はなぜ違う？
縞ホッケは、ホッケの獲れる北海道でも、わずかしか
獲れません。
獲れるホッケのほとんどが真ホッケなんです。
なので、国内で開きに加工します。
一方縞ホッケは、アラスカのべーリング海やロシアの
オホーツク海で獲れるため輸入します。
輸入コストを抑えるために頭を切り落としてしまいます。
これを開きに加工するので、頭がついていない。
頭としっぽがついたまま焼くと居酒屋気分を味わえるのが
真ホッケ。
骨を取るわずらわしさが少なくて身のジューシーさを
ごはんのお供で味わいたいなら縞ホッケがオススメです。
網走水産のホッケが美味しい
網走水産がある海域は、オホーツク海と呼ばれています。
このかいいきは、冬になると流氷に覆われて海が閉ざされて
しまいます。
その流氷のおかげで豊富な栄養がぎゅっととじこめられます。
この豊富な栄養と、冷たい水温や潮の流れが身のしまった
脂のリの良いホッケを育てます。
ホッケのみならず、ホタテや流氷が去った後に獲れる
毛ガニは絶品。
網走水産のホッケは人気の真ホッケの開きや希少な
脂ののった縞ホッケ（トロホッケ）があります。
焼きたてに大根おろしを添えてたものは、ご飯のおかず
にも酒のあてにも最高。
真ホッケの開きは、6枚セットと2枚セット、トロホッケは
3枚セットがあります。
真ホッケ2枚とトロホッケ3枚の背と購入で食べ比べを
してみるのもおすすめです。
また、ホッケの小骨が苦手な小さな子供さんでも食べられる
骨がない焼いてまるごと食べられる干し真ホッケセットも
あります。
ホッケを焼くと家の中が魚の臭いでいっぱいになるのが
気になる方には、焼いてあるのでそのまま食べられる
商品もあります。
酒のあてに、北海道の乾物屋さんでも、置いているところが
あまりない、燻製（くんせい）を油漬けにして甘めに味付けをした
おつまみホッケもあります。
まとめ
縞ほっけと真ほっけのどちらが美味しいかは、焼いてから食べる
タイミングや調理の仕方によります。
引き締まった身と軽めの脂が好きな方は真ホッケの開きが
美味しい
柔らかい身に脂がジュワッと出てくるのが好きな方は
縞ホッケの開きが美味しい
焼きたてのアツアツを食べるなら縞ホッケが美味しい。
家族でホッケを食べる時間がバラバラで、焼きたてを
食べられないなら真ホッケが美味しい。
縞ホッケと真ホッケのどちらが美味しいかは、調理の仕方
にもよる
