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手縫い糸が絡まる4つの理由と絡まずに使う方法&おすすめの糸はこれ

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ハンドメイド

縫い物をしている時に、糸が絡まり、勝手に玉のような結び目が出来てしまったりして困ったことはありませんか。

スカートのすそをまつっていて、もうちょっとでおわるとか、赤ちゃんの産着を手縫いしていて、
気がつくと糸がからまってしまって縫い進めになど、もう本当にがっかりしてしまいますよね。

手縫い糸が絡まる理由は主に4つあるんです。
その4つの理由と手縫い糸が絡まるのを出来るだけ防ぐ方法を紹介します。

また、
私が手芸店で働いている時に出会って以来愛用しているおすすめの手縫い糸を紹介します。

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手縫い糸が絡まる理由は主にこの4つ

手縫い糸がからまる4つの理由をひとつづつ解説しますね。

糸にくせがついたまま使っている

手縫い糸は、カードに巻いてあるか、ミシン糸のように巻いてあるかのどちらかですね。

特にカードに巻いてある糸は巻いた除隊のくせがついています。

このくせがついたままで縫っていくと、糸がからまったり玉ができたりする理由になります。

手縫いする時の糸が長い

糸を足さなくてもいいように糸を長くして縫おうとしていませんか。

糸って、何本かを合わせて1本にしてあるんですね。
そのため、長い糸で縫い進めていくうちに合わせている糸がほどけてくるんですよ。

これが、糸が毛羽だったり、絡まったりするんですね。

私が小学校の家庭科の授業の時に、隣の男子が1メートルくらいの長さの糸で縫おうとして、
何回も絡まって結局うまく縫えなくて苦戦していたことを思い出します。

面倒でも、50~60cmくらいの長さで縫い進めるほうがスムーズですよ。

ミシン糸で手縫いをしている

糸は、大きく分けて、手縫い糸とミシン糸がありますが、見た目にはわからない違いがあるんです。

手縫いは針が、横方向に進んでいきますが、ミシンは縦方向に進んでいきます。
縫い進める方向が違うので、絡まりずらくするために、手縫い糸は右方向でS字型、
ミシン糸は左方向でZ型に糸を束ねています。

だから、ミシン糸で手縫いをすると、よじれやすきんですよ。
ミシン糸で手縫いをする時は、ぐっと短く30cmくらいにしましょう。

糸を2本どりにして縫う

厚手の生地を縫う時に、糸が1本では弱そうだからと、2本になるようにして玉を作って縫うことがあります。

2本にして縫っていくと、糸がよじれかけたり絡まりそうになった時にクセを逃がすことができない。

それで、2本の糸がからまりあってしまうんです。

2本どりする時は、やはり、糸を短くして使いましょう。

手縫い糸が絡まるのを出来るだけ防ぐには

手縫い糸がからまりにくくするには、巻いてあるときについたクセを取ることがポイント。

特にカードに巻いてある糸ん癖はとりのぞかないと、もうちょとでに終わるのに、
という時にマラまってどうにもならなくなるということがよくあります。

手縫い糸がからまるのを防ぐ方法は3つあります。

糸を指でピンとはじく

切った糸を両手の人差し指に3回くらい巻き付けてピンと張る
張った糸を右手の親指でピンピンとはじく

これで糸についたクセが治ります。
この方法を「糸こき」と言います。

学生時代岡山の繊維工場で見学させていただいた時に、工場の方が、
糸を加工する前に一度パンと引っ張るよ縫に力を加える、と話してくれました。

糸のくせを取るのは手縫い糸も繊維に加工する糸もすることなんですね。

糸にアイロンをかける

糸の上にアイロンを乗せて反対の手で糸を引っ張りながらアイロンをかけます。

洗濯したシャツにアイロンをかけてしわを取るのと同じですね。

糸に石鹸を塗る

糸に石鹸を3回くらいこすりつけて滑りを良くします。

この方法は、皮製品を縫う時に糸に強度を持たせたり、
糸にハリを持たせて縫いあがりをきれいにするために行う「蝋引き」という作業を石鹸で行うやり方です。

糸のねじれを直しながら縫う

縫いながら糸の様子をみていると、糸がヨレヨレともつれ恥じるのが分かります。

特に、ミシン糸で手縫いをしていくと、糸の撚りの方向と縫い進む方向が違うのでヨレヨレしやすい。

そうしたら、針のところで折り返して2本になっている糸をまっすぐに伸ばして糸を整えてあげます。

これは、こまめに整えてあげる必要があるので、ちょっと面倒かもしれませんね。

手縫い糸で絡まらなくてスルスル縫えるおすすめ紹介

手縫い糸は、縫う前にいっかりとくせを取ってから使うのが絡まないコツでしたね。

でも、くせを取らずにスルスルと縫える手縫い糸があるんですよ。

それは、私が、パッチワークの布や材料をたくさん扱っている手芸店で働いている時に出会いました。

デュアルデューティーというパッチワークキルト用の手縫い糸なんです。

適度なハリがあり、1mとか1m50cmくらいの長さで縫い進めてもほとんどよれたり絡まったりしないんです。

赤ちゃんの長下着やスタイを手縫いする時にとっても重宝しました。

もちろん、くせを取ることなんてしなくてもいいんですよ。

ボタン付けやスナップをつける時に2本どりにして使っても絡みません。

小物づくりから洋服作り、もちろんパッチワークにも使えてすごく便利です。

手縫い糸が絡まる4つの理由と絡まずに使う方法やおすすめの糸まとめ

手縫い糸がからまる理由は、主に4つあります
・糸にくせがついたまま使っている
・手縫いする時の糸が長い
・ミシン糸で手縫いをしている
・糸を2本どりにして縫う

手縫い糸が絡まるのを出来るだけ防ぐには
・糸を指でピンとはじく
・糸にアイロンをかける
・糸に石鹸を塗る
・糸のねじれを直しながら縫う

少しくらい長く切って使っても、
糸のくせを直さなくてもほとんど絡まらずに使える
デュアルデューティーというパッチワークキルト用の糸がおすすめです。