2019年5月21日NHKあさイチ「餃子の“皮”新世界」で放送された
「水餃子ダブル」の作り方をご紹介します。
今回は、長崎県在住のオイさんに教えていただきました。
餃子の皮を2枚重ねることでモチモチ食感を生み出す新食感がおいしいです。
餃子以外にも様々な使い道が楽しめる皮に注目したレシピです。
もちもち水餃子のレシピ
【材料・2人前】
ギョーザのタネ70グラム
ギョーザの皮24枚
シソ(お好みで)12枚
【作り方】
1.ギョーザの皮全体に水をつけ、もう1枚を重ねる。
お好みで皮の間に「シソ」などをはさむのもおすすめ。
2.タネをのせ、包む。
皮が2枚重なって厚みがあるので、タネの量は少し控えめに。
3.弱火で5分ゆでれば完成。
ざる皮のレシピ
【材料・2人前】
ギョーザの皮約2パック分(50枚)
めんつゆ適量
ねぎなどの薬味適宜
【作り方】
1.ギョーザの皮を20秒ほどさっとゆでる。
2.冷水でしめ、ざるや氷を入れた水などに入れる。
3.そうめんなどの「めんつゆ」につけて食べる。
【めんつゆにひと工夫!味わいもボリュームもアップ】
~オイさん流・めんつゆの作り方~(2人前)
鶏のむね肉150グラム(2分の1枚)を食べやすい大きさに切り、
鍋にごま油をなじませ中火で5分炒める。
白ネギ1本(70グラム)を5センチの長さに切り、めんつゆ(
ストレート300ミリリットル)と一緒にとり肉を炒めた鍋に入れ
、5分煮れば完成。
宇都宮で発見“ザンピ”料理って何?
市内にギョーザを食べられる店が80軒以上あるギョーザの本場が宇都宮です。
そこで聞いたのが“ザンピ”という不思議な言葉です。
実は“ザンピ”というのはギョーザの皮をくりぬいたあとに「残」った「皮」
の生地のことなんです。
「残皮」は皮を手作りする店の多い、ギョーザの本場・宇都宮らしいものだったんです。
出た残皮を廃棄する店もあるそうですが、もったいない、と料理に出す店もありました。
マカロニサラダのような「残皮サラダ」にしたり、揚げた残皮がおいしいことから揚げて
フライにした「皮チップス」など、残皮にちなんだ料理が市内にあります。
創業61年を数える、ギョーザの老舗の名店では、店主の印東義雄さんが作り出した
「残皮うどん」が隠れた名物です。
残皮うどんは、残皮をローラーでかためて細く切った「うどん」を、
たまねぎと肉みその「だし汁」につけて食べる、いわゆる“つけめん”なんです。
印東さんは、自分のこだわりで手作りした「ギョーザの皮の生地」を残皮とはいえ
むだにしたくないと悩んでいたところ、酔った常連からシメの料理を頼まれ、
試しに作ってみたところ、想像以上においしくなった!というものなんです。
今では1日30食の大人気メニューになっています。