「ちゃんと膨らんだのに、割ってみたら中が空洞だったんです…」
これ、実はよくあるんですよね。
私も初めて作ったとき、「え、どういうこと?」って本当に焦りました。
見た目はふんわり成功しているのに、真ん中がぽっかり穴。
プレゼント用だったりすると、なおさらショックですよね。
でも大丈夫です。
カップケーキが空洞になるのには、ちゃんと理由があります。
しかも、どれも少し気をつけるだけで防げるものばかりなんです。
この記事では、カップケーキが空洞になる原因と、今からできる対処法、そして次に失敗しないためのコツをわかりやすくまとめました。
「もう空洞は作りたくない」という方のお役に立てれば嬉しいです。
カップケーキが空洞になる原因は?中がスカスカになる主な理由
少しだけ仕組みのお話をしますね。
カップケーキは、生地の中にできる小さな気泡が、熱で膨らみながら固まることで、ふんわりとした構造になります。
ところが、気泡が大きくなりすぎたり、均一でなかったりすると、焼いている途中で一部がつぶれてしまいます。
その結果、真ん中だけぽっかりと空間ができることがあります。
「ちゃんと膨らんでいる=成功」ではないのですね。
膨らみ方が均一であることが、とても大切なのです。
カップケーキの中がスカスカになってしまう原因は、実はそれほど多くありません。
代表的なものは、次の3つです。
① ベーキングパウダーの入れすぎでカップケーキが空洞に
一番多い原因が、ベーキングパウダーの量です。
「ちゃんと膨らませたいから、少し多めに入れようかな」
そんな気持ち、ありますよね。
でも実は、入れすぎると急激に膨らみすぎてしまい、内部の気泡が大きくなりすぎて崩れてしまうことがあります。
その結果、真ん中に大きな空洞ができてしまうのです。
ベーキングパウダーは、ほんの少しの誤差でも仕上がりに影響します。
必ず計量スプーンで正確に量ることが大切です。
② 生地の混ぜすぎが中が空洞になる原因になることも
次に多いのが、混ぜすぎです。
ダマが残るのが心配で、ついぐるぐる混ぜてしまいますよね。
でも、混ぜすぎるとグルテンが強くなり、生地が重くなってしまいます。
その結果、焼いている途中で内部のバランスが崩れ、空洞ができやすくなるのです。
粉類を入れたあとは、「さっくり」「切るように」を意識して、粉気が見えなくなったら止めるくらいがちょうどいいです。
③ 焼き温度や時間の違いでカップケーキに穴があく理由
オーブンの温度も、実は大きく影響します。
予熱が不十分だったり、逆に高温すぎたりすると、外側だけが急激に膨らみ、中の構造が安定しないまま焼き固まってしまいます。
すると、内部がスカスカの状態になってしまうことがあります。
必ずしっかり予熱をして、レシピ通りの温度で焼くこと。
途中で何度もオーブンを開けないことも大切です。
こんな作り方をしていませんか?空洞ができやすい例
- ベーキングパウダーを目分量で入れている
- ハンドミキサーで長時間混ぜ続けている
- オーブンを途中で何度も開けている
- 紙カップに生地を入れすぎている
特に、生地をカップの8分目以上まで入れてしまうと、急激に盛り上がり、内部に空洞ができやすくなります。
7分目程度が目安です。
カップケーキを空洞にしないためのコツと予防法
「もう焼いちゃったんです…」という場合もありますよね。
でも、安心してください。
十分リカバリーできます。
① クリームを詰める
空洞部分にホイップクリームやカスタードクリームを絞り入れると、まるで最初からそういうお菓子だったように仕上がります。
むしろ、ちょっと豪華になりますよ。
② チョコレートやジャムを入れる
チョコソースやいちごジャムを入れると、味のアクセントにもなります。
「中にサプライズが入っているカップケーキ」に変身です。
③ デザートアレンジにする
崩してグラスに入れ、クリームやフルーツを重ねれば、簡単トライフル風デザートになります。
見た目も華やかで、むしろこちらの方が喜ばれることもあります。
プレゼント用にお考えの場合は、乾燥や型崩れにも少し注意が必要です。
ちょっとした包み方の違いで、見た目の印象がぐっと良くなります。
▶ カップケーキのきれいなラッピング方法と注意点
「空洞になったけど、これ食べても大丈夫?」と不安になりますよね。

家庭用オーブンで気をつけたいポイント
ご家庭のオーブンは、機種によって温度の上がり方に差があります。
表示温度より実際の庫内温度が高い場合もあれば、低い場合もあります。
もし空洞が何度もできる場合は、設定温度を10℃下げて試してみるのも一つの方法です。
焼き色が強すぎる場合も、内部構造が崩れている可能性があります。
カップケーキを空洞にしないためのコツ
次に作るときは、次のポイントを意識してみてください。
- ベーキングパウダーは正確に量る
- 粉を入れたら混ぜすぎない
- 必ずオーブンを予熱する
- 焼き上がりまでオーブンを開けない
ほんの少しの意識で、仕上がりは驚くほど変わります。
カップケーキが空洞になる原因に関するよくある質問
表面が割れるのも空洞と関係ありますか?
表面の割れは、必ずしも失敗ではありません。
むしろきれいに膨らんだ証拠の場合もあります。
ただし、大きな空洞がある場合は膨張のバランスが崩れている可能性があります。
中がベタつくのは別の原因ですか?
はい、ベタつきは焼き不足や水分量が多いことが原因の場合が多いです。
空洞とは別のトラブルと考えてよいでしょう。
前日に作っても大丈夫ですか?
しっかり冷ましてから密閉保存すれば、翌日でもおいしくいただけます。
乾燥しないようにラップや保存容器を使うのがおすすめです。
「もう空洞は作りたくないな…」と思いますよね。
実は、焼き方だけでなく、作るタイミングや保存方法でも仕上がりは変わります。
前日に作る場合のポイントをまとめていますので、よろしければこちらも参考になさってください。
▶ カップケーキは前日に作っていい?失敗しない保存と焼き方のコツ
私も何度も空洞を作ってしまいました
少しお話ししてもいいでしょうか。
実は私も、カップケーキの空洞で何度も失敗しています。
最初に作ったときは、見た目がとてもきれいに膨らんでいたんです。
「今日は上出来かも」と思って、少し得意な気持ちで半分に割ったら…真ん中がぽっかり空いていて。
あの瞬間の、なんとも言えないがっかり感。
「どうして?」と本当に不思議でした。
そのときは原因がわからず、「きっとオーブンが悪いのよね」と思ってしまいましたが、あとから振り返ると、ベーキングパウダーをほんの少し多めに入れていたんです。
次は混ぜすぎてしまって、また空洞。
その次は予熱が甘くて、またうまくいかず。
でも、不思議なことに、原因を一つずつ見直していったら、きちんと安定して焼けるようになりました。
空洞ができるのは、決してセンスの問題ではないんですね。
ちょっとした「いつもの癖」が影響していることがほとんどです。
だからもし今、空洞ができて落ち込んでいらっしゃるなら、大丈夫ですよ。
私も同じ道を通ってきました。
プレゼント前日に空洞ができたときのこと
一度、知人のお宅に持っていく予定で前日に焼いたことがあります。
夜、片付けのあとに一つ割ってみたら…やはり中央が空洞でした。
「どうしよう」と本当に焦りました。
でも、ホイップクリームを絞ってフルーツをのせたら、かえって華やかになったんです。
あのとき、「失敗=終わりではない」と少し肩の力が抜けました。
お菓子作りって、完璧でなくてもいいのですね。
工夫次第で、きちんと整います。
やってはいけないNG例を、あえてお話しします
少し恥ずかしいのですが、私が実際にやってしまったことをお話ししますね。
NG例①「少しくらい多めでも大丈夫よね」と思ったこと
ある日、どうしてもふんわりさせたくて、ベーキングパウダーをほんの少し多めに入れました。
焼き上がりは見事にこんもり。
「今日は完璧」と思ったのですが、割ってみると中央が大きく空洞でした。
膨らめばいい、というわけではないのですね。
“均一に膨らむこと”が大切だと、このときやっと気づきました。
NG例② ダマが怖くて混ぜすぎたこと
粉が少しでも残っていると気になって、つい長く混ぜてしまったことがあります。
表面はなめらかに見えるのに、中はスカスカ。
混ぜすぎは安心ではなく、逆効果になることもあるのだと学びました。
NG例③ 焼き途中で何度もオーブンを開けたこと
膨らみ具合が気になって、何度も扉を開けてしまったことがあります。
結果は、中央だけ沈み、そのまま空洞。
オーブンの温度は、思っている以上に繊細なのですね。
どれも「よかれと思って」やったことでした。
でも、カップケーキは本当に正直です。
ちょっとした癖が、そのまま仕上がりに出てしまいます。
次に焼く前のチェックリスト(空洞予防)
焼く前に、さっと確認してみてください。
- ☑ ベーキングパウダーは正確に量りましたか?
- ☑ 粉を入れたあとは混ぜすぎていませんか?
- ☑ オーブンはしっかり予熱しましたか?
- ☑ 生地はカップの7分目までにしていますか?
- ☑ 焼き途中でオーブンを開けていませんか?
この5つを守るだけで、空洞ができる確率はぐっと下がります。
お菓子作りは、才能よりも“丁寧さ”。
ほんの少しの意識で、仕上がりはきちんと変わります。
まとめ
カップケーキが空洞になる原因は、
- ベーキングパウダーの入れすぎ
- 混ぜすぎ
- 焼き温度・時間の問題
この3つがほとんどです。
どれも少し気をつけるだけで防げることばかり。
決して「センスがない」わけではありません。
私も何度も失敗してきましたが、原因がわかると、ちゃんと安定して焼けるようになりました。
次に焼くときは、きっと大丈夫です。
空洞のない、ふんわりきれいなカップケーキができますように。
