ほっけの干物は冷凍のままでおいしく焼ける焼き方がないかと思いませんか。
私は、北海道小樽市の実家が魚屋をしていた娘なので、ホッケが大好きで1週間に1~2回は必ず焼いて食べます。
ほっけに限らず、魚の干物を焼く時は、冷蔵庫で4~6時間自然解凍してから焼くのが、
おいしくてふっくらジューシーに焼ける基本の方法です。
焼く時は、自然解凍してから焼きますが、どうしても冷凍したまま焼かなければならない時があります。
そんな時、冷凍したままのほっけの干物(開き)を美味しく焼く焼き方がありますので、
そのポイントを紹介します。
ほっけの干物の冷凍のままの焼き方
ほっけの干物を冷凍したままふっくらジューシーに焼くのにはいくつかのポイントがあります。
魚焼きグリルで焼く場合
魚焼きグリルのは、片面焼きと両面焼きがありますが共通しているポイントは
・あらかじめグリルの中を温めておく
・火加減は中火にする
・焼く時は皮を下にして焼く
・アルミホイルで生焼けを防止
・焼きすぎに注意
冷凍したままのホッケを焼く時も、解凍済みのホッケとほぼ同じです。
違う点は、火加減です。
解凍済みのほっけを焼く時の火加減は、強火に近い中火です。
冷凍のままのホッケを焼く時は、弱火に近い中火です。
火が強いと、表面だけ焼けて中が焼けないからです。
かといって弱火で焼いてしまうと、魚のうまみが溶け出してしまいます。
解凍したほっけと同じ火加減で焼いてしまうと表面だけ焦げて中に火が通りません。
まず、弱火に近い中火で8~10分ほど焼いて、表面に焼き色がついたら、アルミホイルを表面にかけて2分ほど焼きます。
その後、アルミを取り除いて裏返して皮目の方を中火でさらに2~3分ほど焼きます。
ほっけの表面を、ちょっと焦げ目がつく程度に焼くと、身の中の水分や脂を閉じ込めてくれます。
両面グリルの場合は、ひっくり返す必要がないですね。
この場合も、8分ほど焼いたら、表面にアルミホイルをかけて、さらに2分ほど焼きます。
使っているグリルによって、焼き時間や火の強さを調整して下さいね。
また、焼きすぎに注意して下さいね。
網走水産の、フライパンで手軽に焼ける真ホッケのスティックなら、
凍ったままでもとっても手軽に焼けますよ。
フライパンで蒸し焼きにする場合
・フライパンにアルミホイルを敷く
・火加減は弱火にする
・焼く時は皮を下にして焼く
・フタをして蒸し焼きにする
・焼きすぎに注意
フライパンで見しや気にする焼き方は、身がふわっとしているのが好きな方に向いています。
よりふっくらとさせたい場合は、身に水をかけて、お酒を少々振ります。、
フライパンにクッキングシートを敷きます。
まず、中火に近い弱火で身を下にしてちょっと焼き目がつくていどに焼きます。
ちょっと焼き目がついたホッケをひっくり返して皮を下にしてふたをします。
火を弱火にして、蓋をしてじっくり蒸し焼きにします。
蒸す時間は、ホッケの大きさによりますが、10分程度で火が通ります。
フライパンにクッキングシートまたはアルミホイルを敷いて焼くと、フライパンが汚れないので後始末が楽です。
油はひかなくても、ホッケから油が出ますので、クッキングシートに身がくっつくことはありません。
|
ホッケの種類によって身の硬さが違います
ほっけには大きく分けて2種類あるのをご存知ですか。
スーパーでよく見かけるホッケには、真ホッケと縞ホッケがあります。
真ホッケは、北海道の日本海、オホーツク海、太平洋で獲れます。
頭としっぽがついて開きになって店頭に並んでいることが多いです。
身がしまっていて上品な脂のリが特徴です。
一方縞ホッケは、文字通り蚊wが縞模様になっていて、アラスカのベーリング海やロシアのオホーツク海でとれます。
輸入する時に頭を落として開きになってきます。
真ホッケよりも身が柔らかく、脂のリもいいです。どちらが好きかはお好みになります。
私は、真ホッケを食べることが多いです。
冷凍したままフライパンで蒸し焼きにするなら縞ホッケのほうが向いています。
ホッケの干物を冷凍にする時の工夫
私は、真ホッケの開き(干物)が安く買えるスーパーで、2~4回で,冷凍して1嗅げる以内に食べきれる量を買ってきます。
冷凍する時に、キッチンバサミで頭としっぽを切り落とし、骨付きと骨なしに分けて冷凍します。
そうすると、食べる分だけ解凍できます。
また、魚焼きグリルやぐらいパンで焼く時にはみ出さないサイズになります。
特に真ホッケの開きは、頭としっぽがついているとおおきくて、魚焼きグリルやフライパンに入りきらないことがあるからです。
まとめ
ほっけの干物(開き)の冷凍のままの焼き方は、
魚焼きグリルの場合
・あらかじめグリルの中を温めておく
・火加減は中火にする
・焼く時は皮を下にして焼く
・アルミホイルで生焼けを防止
・焼きすぎに注意
フライパンで蒸し焼きにする場合
・フライパンにアルミホイルを敷く
・火加減は弱火にする
・焼く時は皮を下にして焼く
・フタをして蒸し焼きにする
・焼きすぎに注意
どちらで焼く時も、火加減がポイントになります。
解凍していないからとあきらめないで焼いてくださいね。