煮小豆は、作るのが面倒くさいですよね。
渋みをとるために、最初に茹でたらお湯を捨て
もう一度茹でなければなりませんよね。
2度目に茹でる時も、アクを取り除かなければ
なりませんね。
それに、今やスーパーで、無糖タイプや甘さ控えめの
煮小豆が、手ごろな値段で販売されていますので
手間暇かけて煮小豆を作る必要がないですね。
でも、好みの甘さや硬さに仕上げたいなら、自分で
煮小豆をつくりたいですね。
そこで、煮小豆を簡単&栄養&おいしくできる
あさイチで紹介された裏技が2020年12月1日に放送された
内容をまとめました。
あさイチの煮小豆からのぜんざい。
レシピより多めに煮てみたけど、やっぱりしっかりめの小豆だな。私は豆らしい食感好きだから良いけど、子どもたちは普通に煮たほうが好きかも??#おやつ #小豆 #ぜんざい #煮あずき pic.twitter.com/M0QVG5EVVC
— えりりん (@7cf2e3153aa141d) December 1, 2020
煮小豆とあんこの違い
煮小豆というと、甘いと思っていませんか。
小豆は、煮ただけでは、甘くはないんですよ。
お汁粉や、お饅頭の中に入っている甘いあんこを
創造しますが、元々、小豆は、煮たら甘くなるものでは
ないんですね。
小豆は軽く水洗いし、鍋に入れて豆の3倍くらいの水を
入れ、強火で煮ます。
沸騰したら、ザルにあけ一度煮汁を捨ててアク抜きをし、
もう一度鍋に入れて最初と同じくらいの水を入れます。
強火で沸騰したら火を中~弱火にして煮ます。
小豆が煮汁の表面に出ないように時々水を足し、
1時間10分~1時間30分くらいまで煮ます。
この時に砂糖と塩を入れていることで、甘い煮小豆が
できます。
この、あまいにあずきをつぶすとあんこができるんですよ。
表面の皮を残したままつぶすと、つぶあん、くぁをこすと
こしあんになります。
煮小豆=あんこではないんですね。
煮小豆のあさイチで放送された簡単&栄養&おいしい裏技
あずきは食物繊維やポリフェノールなどがタップリで、
女性にもうれしい食材なんです。
でも、その一方で、一度も料理したことがないのでは
ないでしょうか?
正直言って、わたしもそおひとりです。
冬至の時に食べるかぼちゃと小豆の煮物は、食べると
お金に困らないといわれているので、作ります。
でも、その時に使う煮小豆は、スーパーに売っている
あっさりと甘い煮小豆の缶詰です。
でも、あさイチで紹介された小豆の栄養ってすごいんですね。
小豆の栄養と、その栄養を逃さず簡単にい小豆ができる裏技
を見て、これなら自分でやらなきゃって思いました。
小豆の栄養
煮小豆デトックスしてみました。
スゴい効果があり、ビックリです。#煮小豆デトックス #煮小豆 #煮あずき #デトックス #ダイエット#ブログ #ブログ更新 #ブログ仲間募集https://t.co/NwjixLgjyB— けまりん (@Clair_08) March 22, 2020
あずきには、ゴボウの3倍の食物繊維、ほうれんそうの
2.7倍の鉄分、赤ワインの2倍のポリフェノールなどが
含まれているんです。
でも、煮あずきを作るのはとても面倒ですね。
その原因は、渋みを取るために何度もする「渋切り」作業
ですね。
この渋みの原因は、ポリフェノールの一種、タンニンなんです。
さらにこの「渋切り」で、実に6割以上のポリフェノールを
捨ててしまっているんですね。
「渋み」はなくすが、「ポリフェノール」を捨てない方法
はないものでしょうか。
名寄市立大学教授で“あずき博士”の加藤淳さんは、
ついにその方法を発見したんですよ。
煮小豆のあさイチで紹介された裏技
煮小豆のあさイチで紹介された裏技のポイントは
2つあります。
ひとつは、あずきを煮る前に、「からいり」することで
渋みを感じなくする方法です。
渋みの原因の「タンニン」は、舌にある「味蕾」という
部分に触れることで、「渋い!」と感じます。
ところが、タンニンは180度ほどの熱を加えると、
分子どうしがくっつき大きくなり、味蕾に触れなくなるので、
「渋い」と感じなくなるんです。
からいりの目安は、2~3分。
表面が少し黒ずんできたら完成。これだけで、渋みが
感じなくなるんですよ。
もう一つのポイントは、煮る時の水の量です。
からいりをしたら、鍋に移し水を加えて30分ほど煮ます。
この時の、加える「水の量」がポイントです。
あずきは自分の重さの2.2倍の水を吸うので、
2倍の水で煮れば、ポリフェノールが出てしまった
煮汁を全部、あずきの中へ閉じ込めることができます。
さらに、この「ウラワザ煮あずき」は、中はホクホク、
外は硬めの仕上がりで、加藤さんによると、あずき本来の
味を楽しむには最適の煮加減だと言います。
普通に作ると1時間以上かかる「煮あずき」が、
たった30分で完成する「簡単!ウラワザ煮あずき」を
作っておけば、定番あずき料理から、新しいあずき料理まで、
いろいろな使い方ができるんですよ。
煮小豆のあさイチで放送された裏技の作り方
小豆、炊けたよ!#煮小豆#カフェアランチャート pic.twitter.com/p6IdPgoVal
— ロースターカフェアランチャート (@fukazawakenich) June 1, 2018
【材料・作りやすい分量】
小豆300グラム
水500ミリリットル
差し水100ミリリットル
【作り方】
1.小豆をフライパンに入れ、中火で2~3分からいりをする。
表面が少し黒くなってきたらOK。
2.からいりした小豆を鍋にうつし、500ミリリットル
の水を加え強火にかける。
3.沸騰したら火を弱め、差し水をする。
再度、沸騰したら、ふたをして弱火にする。
4.煮汁がなくなるまで、30分ほど煮る。
煮汁が少なくなってきたら、全体がよく煮えるように、
上と下の小豆を入れ替えるように混ぜ合わせる。
5.30分ほど煮て、煮汁がなくなったら完成。
指で強く押すとつぶれる程度の硬さが目安です。
(煮汁がなくなるのに30分以上かかる場合もあります)