家庭で、唐揚げをよく揚げますが、たまに竜田揚げも作ります。
しょう油、砂糖、みりん、酒などえ、下味をつけた鶏やサバに
片栗粉をつけて揚げておくと、冷めてもおいしいので、お弁当にも
入れます。
竜田揚げは、鶏肉もおいしいですが、さば、さんま、アジ、たら
などの魚もおいしいですよね。
ところで、いつも思うのは、竜田揚げで油が汚れれるのを
何とかできないか、ということです。
油の汚れを、少しでもきれいにする方法を紹介しますね。
油の使用回数の目安は?
揚げ物に使う油は、何回くらい使えるのかと、いつも悩んでしまいます。
1回きりで捨てるのはもったいないないと思うからです。
かといって、竜田揚げなどをしたあとの油には、片栗粉が
結構油と一緒に沈んでいますよね。
それも気になりますが、油の酸化も気になります。
調べたところ、油の使用回数は、3~4回が目安となるということが
分かりました。
油を使う順番に汚れ方が違うんですね。
なので、油を汚しにくい料理から始め、“さし油”をしながら使うと
いいんですよ。
素揚げ(野菜)→天ぷら (野菜→魚介の順) →フライやカツ、コロッケ
→鶏のから揚げなど下味をつけた物→炒め物の順に使うと、
油を上手に使い切ることができるんですよ。
ちなみに、油を汚しやすいのは、牡蠣、魚、鶏肉などです。
素材の成分が油に溶け出しやすいからです。
また、フライ、から揚げは、パン粉や小麦粉が沈みやすいため、
油は汚れやすくなるんですね。
揚げ油は、揚げ物の際、そのつど新しい油を“さし油”しながら
使うと多少長持ちするんですよ。
まず、オイルポットの油を注ぎ入れ、足りない分量を新しい油で
補充すると良いですよ。
ですから、揚げ油に使った後の油は、そのつど、炒め物に使うと
早めに使い切ることができますね。
オイルポットからフライパンに油を注ぎ入れる時、さい箸に
伝わせるようにして入れると、量の調整がしやすいですよ。
それに、オイルポットのさし口からの油だれがしにくくなりますね。
酸化しずらい揚げ油として、米油がテレビで紹介されました。
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揚げ物の油をきれいにするには?
【梅干しを揚げる】
油は酸化するので、その予防のためにアルカリ性の梅干しを
入れることにより、油の劣化を防げる、というものです。
根拠のない説えすが、揚げ物の時に、梅干しを2個ほど一緒に
揚げると、揚げ物をすると段々と黒ずんでくる油も、サラッとした
油に保つことができますよ。
【ジャガイモの皮を揚げる】
2個分くらいのジャガイモの皮を、揚げ物をした後の油に入れて、
5分くらい揚げます。
ジャガイモの皮には食物繊維が多く含まれていて、その食物繊維が
古くなった油の酸化物を吸着して、油をきれいにしてくれるんですよ。
唐揚げや竜田揚げの付け合わせに、皮つきのジャガイモの素揚げを
すると、一石二鳥ですね。
【冷ご飯を利用する】
冷ご飯をなるべく細かくバラバラにして、揚げた直後の
温度が高いままの油の中に入れます。
しばらくすると、衣のカスやゴミを吸着してくれますよ。
(お箸でご飯粒をグルグル回すようにすると、なお効果的です)
これで、カスやゴミが綺麗に取り除かれますよ。
まとめ
油の使用回数は、3~4回が目安
使用の都度、差し油をするとよい
竜田揚げなどで油に沈んだ小麦粉や片栗粉を吸着するのに
冷ごはんを利用するとよい
梅干しを2個ほど、揚げ物と一緒に揚げるとよい
ジャガイモの皮を5分ほど揚げるとよい