2019年NHKあさイチでおからパウダーの健康効果と
オススメの使い方が放送されました。
低価格でありながら栄養価の高い「おから」の欠点、
“腐りやすくて日持ちがしない”を解消した
「おからパウダー」がいま注目を集めています。
おから料理研究家の高橋典子さんのおからパウダーのレシピと
高橋紀子さんのプロフィールを紹介します。
おからパウダーのポテサラ風レシピ
ザクザクした食感がお好みなら、おからパウダーは粗いタイプ、
クリーミーな食感がお好みなら、おからパウダーは細かいタイプがオススメです。
【材料※4人分】
おからパウダー20グラム・・・水80ミリリットルで戻す
きゅうり2分の1本
にんじん小3分の1本
ウインナー4本
たまねぎ4分の1個
マヨネーズ大さじ3
オリーブオイル大さじ1
酢大さじ1
プレーンヨーグルト大さじ1
砂糖小さじ1
塩ふたつまみ
コショウ適宜
【作り方】
1.きゅうりはうす切り、にんじんとウインナーはさっとゆで、
ともに1センチ四方のうす切り、たまねぎはうす切りにして
水にさらしてから水けを切る。
2.ボウルにおから、(1)のすべての材料を加え、マヨネーズ、
オリーブオイル、ビネガー、ヨーグルト、砂糖を加えて、
へらで全体が均一になるように混ぜる。
塩、こしょうで調味する。
おからパウダーのサモサのレシピ
おからパウダーの細かいタイプを使った方がオススメです。
【材料・4人分(8個)】
おからパウダー20グラム・・・水80ミリリットルを加え、生のおからの硬さに戻しておく
たまねぎ4分の1個
冷凍ミックスベジタブル大4
豚ひき肉80グラム
サラダオイル大2
カレー粉大1
クミンパウダー小1
塩小2分の1
こしょう適宜
水80ミリリットル
春巻きの皮2枚・・・20センチ四方の通常の大きさのもの
揚げ油適宜
ケチャップ、チリソース、チャツネなどお好みで適宜
【作り方】
1.たまねぎはうす切りにする。
フライパンにサラダオイルを入れ、中火で、豚ひき肉、たまねぎ、
カレー粉を炒め、ほぼ火が通って来たら、水で戻したおからパウダー、
クミンパウダーを加えてさらに炒め、焦げないように水を加え、
全体が均一になったら、塩、こしょうで調味して、冷ます。
2.春巻きの皮は13.3センチ×6.6センチの長方形(1辺を3分の1に折る)
に切る(中央に正方形が1枚分残り、1枚の春巻きの皮から4枚取れる)。
3.三角すいの形に包む。
皮を利き手と逆の手で持ち、長い方の端と端をくっつけて先端に
穴のないコロネ状(三角すい)に形作り、少量の小麦粉(分量外)を
水で溶いたのりで止め、その中に(1)のフィリングの8分の1を
スプーンで入れて、底の部分を両側から皮を覆って、ふたをするようにして
小麦粉ののりで止める。
4.170度程度に熱した揚げ油で、こんがりと色がつくまで、じっくり揚げる。
中身が余ったら丸めて素揚げにしてもよい。揚げたあと冷めたら、
さっとオーブントースターで焼くと、皮のパリパリ感が戻る。
おからパウダードリアのレシピ
おからパウダーの粗いタイプを使った方がオススメです。
【材料・2人分】
おからパウダー(粗めがオススメ)10グラム・・・40ミリリットルの水で戻す
ごはん150グラム
バター大さじ1
たまねぎ2分の1個・・・薄切り
鶏ひき肉100グラム
牛乳(または豆乳)250ミリリットル〜300ミリリットル
おからパウダー(微粒がオススメ)大さじ2・・・ソースのとろみつけ用
塩小さじ3分の1
コショウ適宜
顆粒(かりゅう)ブイヨン2グラム
ピザ用シュレッドチーズ25グラム
パセリ少々・・・みじん切り
【作り方】
1.グラタン皿に、ごはんと、水で戻したおからパウダーを軽く混ぜて、
敷き詰める。
2.フライパンにバターを入れ、中火にかけて溶かしたら、鶏ひき肉と
たまねぎを入れて炒める。全体に火が通ったら、牛乳を加え、
くつくつしてきたら、塩、コショウ、顆粒ブイヨンを加え、
おからパウダーを加えて、全体を混ぜる。
濃度が足りないようであれば、おからパウダーを追加する。
3.(1)の上に(2)のソースをかけ、上にチーズをのせ、
オーブントースターで7〜8分程度、チーズが溶けて少し
焦げ目がつく程度まで焼き上げる。
最後にパセリのみじん切りを散らす。
おからパウダーの雑炊のレシピ
【材料・2人分】
おからパウダー40グラム程度
鍋物の残り汁200ミリリットル・・・キムチ鍋など、なんでもOK!
鍋物の残った具材(鶏肉や野菜、豆腐など)適宜
卵1個
【作り方】
1.鍋をした最後に、汁を200ミリリットル程度残しておき、
そこに4分の1の量(50グラム)のおからパウダーを入れ、
汁を吸わせて少し煮る。好みの濃度になるように、
おからパウダーを加減して調整する。
2.溶いた卵を上から流して少し固まってきたら火を止める。
高橋紀子さんのプロフィール
札幌生まれ。5歳から東京で育つ。
慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、金融機関で約6年間の勤務。
ロンドンとニューヨークでの約3年間の在住中、新しい食材や
各国料理に出会い食文化の違いを感じたことが「食」の仕事へ
進むきっかけとなる。
帰国後、集英社・料理月刊誌「TANTO」第2期ホームシェフとして選出、
レシピ紹介やキッチンの使い方などの記事が、1年間掲載される。
有名レストランなどで料理を習い、腕を磨くようになる。
おもたせで知り合いに渡していた手作りチーズケーキが評判となり、
2002年から自宅で料理教室「NONNON cooking salon」を開始。
「おいしくて素敵な、そしてカラダに良い料理をなるべく手軽に作ること」
をコンセプトにした料理教室は徐々にキャンセル待ち必至の教室になった。
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