カルピスバターと普通のバターの違いなぜ高い・白い・特選の違い

２０１９年８月１４日のカンブリア救援で、カルピス発売
１００周年記念として、カルピスにまつわる特集が放送されました。

その時に、カルピスを作る過程でできるカルピスバターを
知りました。

司会の小池栄子さんは、以前からカルピスバターを知っていた、
全然違う、と絶賛していました。

そんなカルピスバターなので、普通のバターとの違いやなぜ白い、
種類は、スーパーで買えるか、知りたいことがたくさんあります。

そこで、カルピスバターなぜを調べました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

カルピスバターと普通のバターの違い

搾ったミルクの中には、乳脂肪が膜に包まれた細かな粒子となって
浮遊しています。

この脂肪の粒を集めて固め、練りあげて作られた乳加工品が
バターです。

一方カルピスバターは、カルピスをつくる過程で分離した
乳脂肪からつくられるバターです。

カルピス40本からようやく1箱分の乳脂肪がとれるので、
普通のバターよりも少し値段が高いです。。

カルピスバターと普通のバターは、作る工程が違うんですね。

普通のバターは白い牛乳から作られているのに黄色いですよね。

雪印のサイトによると、

牛乳の中にはカゼインというたんぱく質が微粒子となって、
無数にほぼ均一に浮遊しています。
これに光が乱反射して私たちの目には白く見えます。

一方乳脂肪は黄色い色の素となるカロテンを含んでいるのですが、
膜に覆われて浮遊しているため、こちらも光を乱反射させます。

バターを作る過程でこの膜が破られるため、本来の脂肪の色が
あらわれ、バターは黄色く見えるというわけです。

一方、カルピスバターは、カルピスをつくる過程で分離した
乳脂肪からつくられる為、色が白いんですね。

そして、カルピス40本からようやく1箱分の乳脂肪がとれる量しか
生産できないので、値段が高いんですね。

カルピスバターには、業務用、有塩、無塩、特選と種類があります。

まず、業務用と、スーパーなどで買える一般用とのちがいですが、
中身のバターは、全く同じものです。

ですが、一般用と業務用途では、使用するスピードが違います。
使用するスピードがゆっくりな一般用は、包装がしっかりして
いるため、値段が少し高くついてしまいます。

ですから、特選バターというパッケージでスーパーなどで
売られているものと、通販などで、業務用として売られている
ものは、中身が一緒なんですよ。

次に、有塩と無塩のちがいですが、有塩は、塩分が含まれて
いますが、無塩は塩分が含まれていません。

有塩は、お料理に浸かったり、直接パンに塗ったりして使います。

無塩は、パンやお菓子づくるに使います。

いずれにしても、ひとつ４５０gですので、お菓子作りなどに
しょっちゅう使う方は、業務用でも使いこなせますが、

一般家庭で、バターをあまり使わないのであれば、少々
高くても、一般用を買って、小分けして、冷凍して使ったほうが
いいですよ。

カルピスバターは、カルピスを製造する工程から作られる
バターですが、愛はカルピスとは全く違います。

くせがなくさっぱりとしているので、バターが乳臭いと
苦手な人でも食べられます。

ですから、お菓子作りをする人からは、特にバタークリーム
を作ると、仕上がりが全然違うと評判です。

料理に利用する人からも、他の材料の邪魔をしない、として
大好評です。

エシレバターは、.冷蔵でフランスから空輸されるハックバターです。
フランスの中西部にあるエシレ村は、優れた乳製品の産地として
知られています。

新鮮さを保つため、冷蔵の状態でフランスから日本へ空輸されています。
50gの小さめサイズのものは、柔らかいので、パンに塗りやすい
ですし、おかし作りにも利用しやすいです。

ただ、カルピスバターと比べると、有塩のものは、少し塩気が
強いです。