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鏡餅の上に乗ってる果物はみかんは間違い?のせるものの意味は?

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生活

お正月になると、鏡餅を飾りますね。
最近では、飾りもすべてセットになったプラスチックに
入っている鏡餅を飾ります。

子供の頃は、鏡餅と飾り物を買って飾っていました。
鏡餅の上に乗っている果物ってみかんだと思っていましたが
間違いだったようです。

それでは、のっている果物って何なのか、その理由は?
調べたことを紹介します。

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鏡餅の上に乗ってる果物はみかんじゃないの?

子供の頃、鏡餅の上に乗せる果物は、みかんだと思って
いました。

年末になると、葉っぱがついた、お餅の上に乗せられるくらいの
小さなみかん後思っていました。

ところが、鏡餅の上にのっている果物はみかんというのは間違い
だったんですね。

みかんにそっくりな果物は、橙(だいだい)だったんですね。
そういえば、ちょっと固めのみかんだなあ、と思っていました。

ただ、橙(だいだい)が手に入らない場合は、小粒のみかんで
代用する場合がありますので、鏡餅にのせる果物は、みがんが
間違いではないんですね。

ちなみに、橙もミカン科の一種ではあるのですが、橙は、
酸味と苦味が非常に強いので、マーマレードや簡保役の材料
として使われたり、果汁は、ポン酢の材料として使われます。

橙の最も大きな特徴は、冬に実が熟してもそのまま収穫
しないでおくと2~3年はそのまま枝に付いているんですよ。

なぜ鏡餅に橙(だいだい)をのせる理由

それでは、なぜ鏡餅に橙(だいだい)をのせる野でしょうか。

鏡餅は、3種の神器を形どったものだと言われています。
昔の鏡は、青銅製の丸形をしており、丸いお餅は、鏡を
示しています。

鏡のような形をしていることから「鏡餅」と言われる
ようになったんですよ。

そしてこれを3種の神器に当てはめると、八咫鏡(やたのかがみ)
になります。

上に乗ってる橙は、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)に
あたります。

そして地域によっては串柿も飾られますが、この串柿は天叢雲剣
(あまのむらくものつるぎ)にあたると言われています。

橙の名前の由来ですが、2~3年は実が枝に付いたまま
年を越して実が大きくなっていくという特徴から代々(だいだい)
と呼ばれるようになりました。

先祖代々の代々なんえすよ。

これにあやかって、代々家が大きく栄えるようにと、鏡餅の飾りに
用いられるようになったと言われています。

鏡餅の飾りの名称と飾りに込められた意味

【三方】
四角形の台座で、三面に穴があるのが特長です。
神様へのお供えものに使用する台です。

【橙、みかん】 
柑橘の「橙」はその名が「代々」に通じるように、家系が
代々続くように願いが込められています。
みかんで代用されることも多いです。

【御幣】
「ごへい」と読みます。
赤は魔除けの色。白は「四手(しで)」を意味し、四方に手を
大きく広げて繁栄を祈願しています。

【四方紅】
四方を「紅」で囲み「天地四方」を拝し、災を払って1年の
繁栄を祈願する意味があります。

ご家庭で鏡餅を飾る場合は半紙で代用されることもあるようです。

★また他にも伝統的な鏡餅の飾りとして、お餅の下に「裏白」や
「譲葉」などの緑の葉物を用いることがあります。

裏白…ウラジロというシダ植物の葉。心に裏がなく清廉潔白を
   示します
譲葉…ゆずり葉。家が親から子へと代々受け継がれる願いを
   込めています

まつめ

●鏡餅に乗せる果物は橙(だいだい)で、みかんで愛用される
 こともある

●橙は、実が成って2~3年気に付いたままで大きくなることから
 代々反映するようにという願いが込められている

●酸味と苦味が非常に強いので、マーマレードや簡保役の材料
 として使われたり、果汁は、ポン酢の材料として使われる