寒くなってくると、ゆったりと温かい湯船に浸かり、
寒さで凝り固まった体をじんわりほぐしたいですね。
お湯にバブやバスクリンなどの入浴剤をいれたいのですが、
追い炊きすると、かまや配管が傷むのでしょうか。
湯のはなのような天然温泉の素などは使えるのでしょうか。
入浴剤にも種類がある
入浴剤には、たくさんの種類があります。
そして、お風呂にも、追い炊き機能がるいたものがあります。
追い炊き機能がついている風呂釜は、冷めたお湯を
循環させて、温め直します。
ですから、配管が腐食するような成分が入っている入浴剤は
使えません。
にごり湯系入浴剤/ ソルト(塩)系の入浴剤/ 腐食性(イオウ)
のある入浴剤は、配管を傷めてしまいます。
ですから、天然の湯のはなや硫黄が含まれる温泉のもとは
使用できません。
また、“本品は浴槽、風呂釜を傷めるイオウは入っていません”
の表記があっても乳白色、白濁、濁り湯系、ソルト系入浴剤には、
酸化チタンが含まれている場合があります。
成分の酸化チタンが研磨剤となり、繰り返し使用すると、
給湯器内部が劣化し給湯器内部に成分が沈着して故障の原因になります。
それから、”全自動給湯器、24時間風呂の場合、機種によっては
使用できない場合があります”などの表記がある入浴剤も
、風呂釜、追い焚き配管を痛める可能性があります。
バブやバスクリンは追い炊きしても大丈夫?
バスクリンやバブもとても種類が豊富です。
上記に当てはまる白濁系のものや塩分を服も物は
使用できませんが、それ以外のものは、使用できます。
「使用上のご注意」を見ると、「浴槽・風呂釜を痛めるイオウは
入っていない」と記載のあるもので、濁り系以外のものは
追い炊き機能がついたお風呂でも使用できます。
バブの炭酸ガスについて
「バブには、有機酸の一種である『フマル酸』と
『炭酸水素ナトリウム(重そう)』が含まれています。
お湯に溶かすことで化学反応が起き、炭酸ガスが発生する仕組み
なんですよ。
バブの錠剤はお湯の底面にしっかりと沈み、お湯の中にすばやく
炭酸ガスを溶かし込みながらお湯の上面に上がります。
実際は、目に見えない細かい炭酸の泡がお湯にたっぷりと
溶け込んでいる状態なんですよ。
お湯の中に溶けていた炭酸ガスは、時間が経つと抜けて
しまうため、炭酸ガスが温浴効果を高める働きは失われて
しまいますが、温泉成分(有効成分)による『湯冷め防止効果』
は持続します。
だから、追い炊きしても問題はないんですよ。
お湯が減った場合、お湯を新たに足しますが、バブは追加
しない方がいいんです。
浴槽のお湯(150~200リットル)に対し1錠(1包)を溶かして
使いますが、それ以上入れると、お湯の中の入浴剤成分が
濃くなりすぎるおそれがあります。
濃くなりすぎると、お肌にあまりいい効果が期待
できないんですよ。
まとめ
●追い炊き機能がついたお風呂には、使える入浴剤と
使えない入浴剤がある
●にごり湯系入浴剤/ ソルト(塩)系の入浴剤/ 腐食性(イオウ)
のある入浴剤は、配管を傷めてしまう花王性がある
●天然の湯のはなや硫黄が含まれる温泉のもとは使用できない
●“本品は浴槽、風呂釜を傷めるイオウは入っていません”
の表記があっても乳白色、白濁、濁り湯系、ソルト系入浴剤には、
酸化チタンが含まれている場合があるので使用を控える
●上記以外のバブやバスクリンは追い炊きのお風呂でも使用
できる
●足し湯をしてもバブは足さない方がいい