鉄製のスキレットで目玉焼きを焼いたり餃子を焼いたり
する時に食材ががくっついてしまって困ったことが
ありませんか。
そこで、スキレットがくっつく理由やくっつかなくなる方法、
初めて使う時にするシーズニングのやりかた使った後の
洗い方、錆びてしまった時の復活の方法などを紹介します。
スキレットがくっつく理由
俺のスキレット、もう10年以上使ってますが、毎日使っているので、本当調子良い👍肉料理に使う時は蓋もチンチンに焼いて料理すれば、上からの熱も入り、ジューシーな仕上がりに🍖もちろんアウトドアでも大活躍!オススメ〜(ロッジの回し者ではありません)#LODGE #スキレット pic.twitter.com/cNw6wuqLDb
— コータロー (@hagemasuyo) February 11, 2020
スキレットで焼いた目甘や嫌ステーキ肉が美味しいと
焼いてみたところ、食材がくっついてしまいました。
なぜ、くっついてしまうのでしょうか。
スキレットは、鉄製ですね。
コーティングされていないフライパンは、表面は
ボコボコになっています。
そのため、逆に油が引っかかってくれて馴染んで
くれたりもするのですが、、食材とピッタリくっついて
しまったら密着している面積も大きなものになるからなんです。
スキレットの使い方を見ると、「煙が出るぐらいに熱して」
ということが書かれていますよね。
食材がくっつかないようにするには、プレヒート(余熱)と
油返しを行います。
プレヒート(余熱)と油返しの方法
旦那はんが百均で #スキレット を買ってきた。で、これを使ってスーパーの特売のトンテキを焼いたらあら不思議、たちまち見てくれだけはレストラン!
旦那はん大満足(๑¯﹀¯๑)~♡ pic.twitter.com/Jv5pgCULzP— sakupan︎︎☁︎︎*. (@panda_saita) February 12, 2020
それでは、プレヒート(余熱)はどのくらいすれば
いいのでしょうか。
あまり熱しすぎると、食材をフライパンに入れた後、
なかなか温度が下がらなくて思ったような調理ができなく
なってしまいます。
しかし、温度が低すぎると焦げ付いてしまうんですね。
ですから、少なくとも160℃以上、食材投入による温度低下も
考えると180~200℃くらいにしたいですね。
この温御の加減は、プレヒート中に、水を数滴、手で垂らす
だけでわかります。
水滴がすぐには蒸発せず、丸くなってコロコロっと転がって
くるとOKです。
この現象のことを、ライデンフロスト現象といいます。
スキレットをこのくらい熱したら、サラダ油又はオリーブ
オイルをひきます。
油をひくことで、暑くなりすぎて、そのままでは
食材が焦げてしまう温度をちょうどいい温度に下げて
くれるんですよ。
1カ月、2カ月と使いこんでいくと、少しづつ油がスキレット
に馴染んできて、どんどん食材がくっつかなくなるんですよ。
スキレットを使う時はじめに行うシーズニング
スキレットを新しく買ったら、「シーズニング」を
行います。
●お湯とたわしで(気になる人は洗剤をつけて)全体を洗う
●火にかけてよく熱する
●たっぷりめの油を入れて、野菜の皮や芯、生姜やネギの
青い部分などの香味野菜を焦げるまでじっくり炒める
●粗熱を軽くとって、熱いうちにたわしで洗う
●火にかけて水気を飛ばす
●オリーブオイルを全体に薄く塗る
●満遍なく(できれば取っ手の部分まで)熱する
シーズニングをしておくと
●鉄臭さが消える
●油の皮膜が出来てくっつきにくくなる
●同時に錆びにくくなる
スキレットを使いやすく、そして長持ちさせるための
簡単なひと手間ですね。
スキレットを使った後の手入れ
#キャンプ好きと繋がりたい #飯テロ #スキレット #アヒージョ
ポチったロッジのスキレットでアヒージョを作ってみました! pic.twitter.com/UymQh8UgjT— NO CAMP NO LIFE (@NOCAMPNOLIFE5) February 13, 2020
スキレットを使った後の手入れも簡単です。
●調理が終わったらすぐにお皿に取る
(この場合は熱いうちに洗う)
●または、スキレットをそのまま器として食べる
●洗い方は、洗剤をつけずにたわしとお湯でごしごし
するだけ
●食材の塩分、油分、こげつきを丁寧に洗い流す
イメージで洗う
●火にかけてかわかして、最初のうちは熱したあとに
オリーブオイルを塗り込んでおく
●使い込んで黒くなってきたら、もうかわかしたあとに
オイルを塗らなくてもいいですよ
テフロンのフライパンは、表面の油を洗剤で洗い流します。
スキレットは、それに比べると、ちょっとだけ手間が
かかりますが、使い込んでいくほど、食材が美味しく仕上がりますよ。
スキレットが錆びたままになっていたら
スキレットに水分や塩分が残った状態で、長い間しまって
いたり、湿気の多いところに長期間放置していると、
スキレットが錆びてしまうことがあります。
そんな時は、錆びたところを金タワシで削るように、
磨くようにして洗ってください。
錆びと一緒に黒くなっていた皮膜も落ちてしまいますが、
この場合は仕方ないですね。
錆びが綺麗に落ちたら、上記の流れの通りシーズニングを
してあげてください。
スキレットは元どおりに復活しますよ。
まとめ
スキレットがくっつかないようにするには、
プレヒート(余熱)を十分にしてから油をひく
初めて使う時には、シーズニングを行う
使った後のお手入れもする
さびてしまったスキレットも、カナたわしでこすり
シーズニングを行う