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スキレットがくっつく理由と対策や使うとき・使った後の扱い方

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食品・飲料

鉄製のスキレットで目玉焼きを焼いたり餃子を焼いたり
する時に食材ががくっついてしまって困ったことが
ありませんか。

そこで、スキレットがくっつく理由やくっつかなくなる方法、
初めて使う時にするシーズニングのやりかた使った後の
洗い方、錆びてしまった時の復活の方法などを紹介します。

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スキレットがくっつく理由

スキレットで焼いた目甘や嫌ステーキ肉が美味しいと
焼いてみたところ、食材がくっついてしまいました。

なぜ、くっついてしまうのでしょうか。

スキレットは、鉄製ですね。
コーティングされていないフライパンは、表面は
ボコボコになっています。

そのため、逆に油が引っかかってくれて馴染んで
くれたりもするのですが、、食材とピッタリくっついて
しまったら密着している面積も大きなものになるからなんです。
スキレットの使い方を見ると、「煙が出るぐらいに熱して」

ということが書かれていますよね。

食材がくっつかないようにするには、プレヒート(余熱)と
油返しを行います。

プレヒート(余熱)と油返しの方法

それでは、プレヒート(余熱)はどのくらいすれば
いいのでしょうか。

あまり熱しすぎると、食材をフライパンに入れた後、
なかなか温度が下がらなくて思ったような調理ができなく
なってしまいます。

しかし、温度が低すぎると焦げ付いてしまうんですね。
ですから、少なくとも160℃以上、食材投入による温度低下も
考えると180~200℃くらいにしたいですね。

この温御の加減は、プレヒート中に、水を数滴、手で垂らす
だけでわかります。

水滴がすぐには蒸発せず、丸くなってコロコロっと転がって
くるとOKです。

この現象のことを、ライデンフロスト現象といいます。

スキレットをこのくらい熱したら、サラダ油又はオリーブ
オイルをひきます。

油をひくことで、暑くなりすぎて、そのままでは
食材が焦げてしまう温度をちょうどいい温度に下げて
くれるんですよ。

1カ月、2カ月と使いこんでいくと、少しづつ油がスキレット
に馴染んできて、どんどん食材がくっつかなくなるんですよ。

スキレットを使う時はじめに行うシーズニング

スキレットを新しく買ったら、「シーズニング」を
行います。

●お湯とたわしで(気になる人は洗剤をつけて)全体を洗う
●火にかけてよく熱する
●たっぷりめの油を入れて、野菜の皮や芯、生姜やネギの
 青い部分などの香味野菜を焦げるまでじっくり炒める
●粗熱を軽くとって、熱いうちにたわしで洗う
●火にかけて水気を飛ばす
●オリーブオイルを全体に薄く塗る
●満遍なく(できれば取っ手の部分まで)熱する

シーズニングをしておくと

●鉄臭さが消える
●油の皮膜が出来てくっつきにくくなる
●同時に錆びにくくなる

スキレットを使いやすく、そして長持ちさせるための
簡単なひと手間ですね。

スキレットを使った後の手入れ

スキレットを使った後の手入れも簡単です。

●調理が終わったらすぐにお皿に取る
 (この場合は熱いうちに洗う)
●または、スキレットをそのまま器として食べる
●洗い方は、洗剤をつけずにたわしとお湯でごしごし
 するだけ
●食材の塩分、油分、こげつきを丁寧に洗い流す
 イメージで洗う
●火にかけてかわかして、最初のうちは熱したあとに
 オリーブオイルを塗り込んでおく
●使い込んで黒くなってきたら、もうかわかしたあとに
 オイルを塗らなくてもいいですよ

テフロンのフライパンは、表面の油を洗剤で洗い流します。
スキレットは、それに比べると、ちょっとだけ手間が
かかりますが、使い込んでいくほど、食材が美味しく仕上がりますよ。

スキレットが錆びたままになっていたら

スキレットに水分や塩分が残った状態で、長い間しまって
いたり、湿気の多いところに長期間放置していると、
スキレットが錆びてしまうことがあります。

そんな時は、錆びたところを金タワシで削るように、
磨くようにして洗ってください。

錆びと一緒に黒くなっていた皮膜も落ちてしまいますが、
この場合は仕方ないですね。

錆びが綺麗に落ちたら、上記の流れの通りシーズニングを
してあげてください。
スキレットは元どおりに復活しますよ。

まとめ

スキレットがくっつかないようにするには、
プレヒート(余熱)を十分にしてから油をひく

初めて使う時には、シーズニングを行う

使った後のお手入れもする

さびてしまったスキレットも、カナたわしでこすり
シーズニングを行う