ストックしておくと何かと便利なツナ缶ですが、
カロリーが高いということから、オイル漬けだった
ものが水煮缶がぐっと増えましたね。
最近では、料理によって、オイルタイプと水煮タイプ
をうまく使い分けるのが主流のようです。
オイルのツナ缶を使う場合、オイルを使うのか
捨てるのか、色々な意見があります。
ちょっと迷ってしまったことをまとめました。
ツナ缶のオイルを捨てる2つの理由
ツナ缶のオイルを捨てるという方の意見は、大きく
分けて二つあります。
ツナ缶のオイルはカロリーが高い
ツナ缶のオイルを捨てるという方は、何といっても
カロリーが高い、ということを気にします。
はごろもフーズ|シーチキンマイルド(70g) 203kcal
はごろもフーズ|シーチキンファンシー(140g) 396kcal
いなば食品|ライトツナ フレーク(70g) 215kcal
いなば食品|ライトツナ アマニ油(70g) 108kcal
キョクヨー|ライトツナまぐろ油漬フレーク (70g) 216kcal
トップバリュ|ライトツナフレーク まぐろ油漬フレーク(70g) 190kcal
平均 221.3kcal
はごろもフーズ|素材そのまま シーチキンマイルド(70g)が53kcal
ですから、かなり高カロリーにります。
しかし高カロリーであっても使用している調味液の油を、
アマニ油やエゴマ油といったオメガ3系の脂肪酸のものに
変えることで、中性脂肪を下げるといった効果を期待
できるんですよ。
ツナ缶のオイルは体にいいとは言えない
ツナ缶の減量であるビンヨウマグロ(ビンナガ)や
メバチマグロなどは、青魚に比べると、DHA、EPA
などの体に良いとされる栄養成分が少ないんですね。
また原料を煮るという製造過程でDHA、EPAは
かなり失われるんですね。
また、ツナ缶に使用されている油であるリノール酸は
摂りすぎると体に良くないんです。
ツナ缶に使用されている油は、大豆油や綿実油などが多く
リノール酸が多く含まれているんです。
リノール酸は、「オメガ6」という必須脂肪酸ですが
胎内では生成できないため食物から摂取する必要が
あります。
現代の日本人の食生活は、このリノール酸を摂取する
機会が多いんです。
マヨネーズやカップ麺、お菓子や総菜など、オメガ6系の
油が使われているんですね。
リノール酸は、アトピー性皮膚炎、喘息、炎症などを
悪化させる可能性が高い油なので、摂りすぎては
行けないんですね。
だから、わざわざツナ缶の油を摂る必要がないんですね。
ツナ缶のオイルを使う派
ツナ缶のオイルは、確かにカロリーは高いですが、
太る原因はカロリーではなく、血糖値の急上昇なんですね。
つまり、肉の脂身や植物油などの脂肪はカロリーが
多くても肥満とは関係がないので、ツナ缶の油も捨てる
必要はないんです。
ツナ缶の油にはDHA、EPAなどの体に良い成分が、
わずかですがふくまれているので、使わない手はない
というのが、オイルを使う派の意見です。
ツナ缶を使ったパスタ料理などは、tな間のオイルを
使ってぱすたや野菜を炒めると、ツナの香りが他の
具材にもいきわたります。
ツナ缶のオイルに塩、コショウ、レモン汁を加えて
サラダのドレッシングに使うことができます。
ツナ缶のオイルのすてかた
あなたはツナ缶のオイルをどうやって捨てていますか。
私は、シンクにそのまま流していました。
そうすると、しばらくの間、臭いがしていたんですね。
そこで実践したのが、新聞紙やキッチンペーパーに
油を吸わせて捨てる方法です。
スーパーなどでもらってきたビニール袋の中に
新聞紙やくっちんペーパーを丸めて入れて
その中にツナ缶の油を流し込んで口を閉じて
燃えるゴミの袋に捨てていました。
今は、ビニール袋が海の生物に悪影響を与えている
ことから、ビニール袋を減らすようになったので
ボールなどに新聞紙やキッチンペーパーをくしゃくしゃ
にして入れた中で油を吸わせています。
そして、燃えるごみの袋に脂を吸わせた紙を直接
捨てています。
ツナ缶のオイルの意外な使い方
ツナ缶のオイルは、ドレッシングやパスタの
味付けなどに使いますが、それ以外にも意外な
使い方があります。
キャンプに行ってバーベキューをする時に、なかなか
火がつかないことがありますよね。
そんな時、ツナ缶にツナが入ったまま火をつけて
網をのせ、b-べきゅーの日として使うことが
できますし、ご飯も炊くことができるんですよ。
ツナ缶のふたを開けて、数枚のクッキングシートを
ツナ缶の油を浸します。
油をよく吸収した髪の端に火をつけます。
火がついたツナ缶の上に網を設置します。
網の上に飯盒を乗せっておくとご飯が炊けます。
火を消した後のツナ缶のツナはご飯のおかずになります。
もうひとつは、ツナ缶の油は非常時のランプとして
使えます。
ツナ缶に穴をあけ、芯を差し込みます。
真には太めの綿の紐が良いのですが、ない時は、
コーヒーのいるたーやティッシュなどでこよりを
作って代用します。
芯に脂が良く浸透するまで待つ。
火をつけると1~2時間持ちます。
最初に炎が大きくなることがありますので、火傷しない
ように気を付けて下さいね。
まとめ
●ツナ缶の油を使わない派は、香りーが高い、
体にいい油とは言えないから捨てる
●ツナ缶の油を使う派は、ドレッシングやパスタ
などにうま味調味料のような役割で使う
●ツナ缶の油は、シンクに捨てずに新聞紙や
キッチンペーパーに吸わせて燃えるごみとして
捨てる
●ツナ缶はキャンプ時の燃料や災害時のランプ
として使える