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竜田揚げの由来は軍艦からという説ともう一つある

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食品・飲料

竜田揚げって、肉や魚に、しょう油、みりん、砂糖、酒なおで
下味をつけて、小麦粉か片栗粉をまぶしてあげますよね。

フライに比べれば、卵やパン粉をつけなくてもいいので、
手軽にできる揚げ物ですね。

でも、なぜ竜田揚げという名前がついているのでしょか。
竜田揚げの由来は軍艦という説と、もうひとつあります。

調べたことをまとめました。

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竜田揚げの名前の由来は軍艦という説

竜田揚げの名前の由来は軍艦という説があります。
第一次大戦直後は、戦争による食糧不足が深刻でした。

その時、軍の上層部から、安くておいしい群の料理を作れ、
という命令が下されました。

そこで、海軍が目を付けたのが、安く手に入るクジラ肉
だったんです。

クジラ肉は、血合いが多く生臭くなるところが残念だった
んですね。

そこで、軍艦龍田の料理長が開発したのが、しょう油の風味と
みりんのアルコールで、生臭みを摂ることだったんです。

下味をしっかりつけたクジラ肉に衣を良くまぶして油で
揚げます。

これが、おいしいと大評判になり、軍艦龍田で生まれた
竜田揚げとして広まりました。

これが、竜田揚げの名前の由来が軍艦という説なんですね。

竜田揚げの名前の由来 もう一つの説

竜田揚げの「竜田」が何に由来しているか、もう一つの説
があります。

奈良県北西部の生駒山から流れる生駒川が南下して大和川に
合流するまでの16キロほどの小さな川「竜田川」から名付け
られたものという説がります。

竜田川は、「百人一首」でも「ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれないに水くくるとは」と詠まれているほど、古くから
紅葉の名所として知られています。

竜田揚げは一般的に酒や醤油で材料を洗うようにさっと漬けて、
小麦粉や片栗粉をまぶして油で揚げますよね。

高温の油のなかで材料が色変わりしていく様子を、竜田川の
水を染めるような紅葉とかけて、竜田揚げという名前が
つけられたんですよ。

「竜田揚げ」と「立田揚げ」の違いの違い

色々調べていると、「竜田揚げ」と「立田揚げ」という表記が
あるんですね。

肉を揚げたものが「竜田」で魚を揚げたものが「立田」と
説明しているようですが、この説には根拠がないんです。

どうやら、「龍田揚げ」と「立田揚げ」には明確な定義はない
ようです。

まとめ

竜田揚げの名前の由来は軍艦龍田で開発された

戦後の食糧不足から、軍の上層部の命令で、安くておいしい
物を考案した。

当いやすく手に入ったクジラ肉のくさみを抑えるために
しょう油とみりんのアルコール分で下味をつけ揚げたものが
大評判となった

これを考案したのが軍艦龍田の料理長だったことから竜田あげ
というなまえになった。

もう一説は、竜田川の紅葉と、竜田揚げの色が重なった
ことから竜田揚げと呼ばれるようになった

「龍田揚げ」と「立田揚げ」には明確な定義はない