お気に入りの布を見つけ、いざミシンで縫おうとしてミシン糸を選ぶ時、
おなじ色のミシン糸があればいいのですが、見つからないということがありませんか。
また、柄物の生地だと、ミシン糸の色はどう選んだらいいのか迷いませんか。
そこで、ミシン糸の色の選び方を無地で色が合わない場合や、
柄物の場合にどう選んだらいいのかを紹介します。
ミシン糸の色の選び方無地 で濃い色の布・淡い色の布
無地の布のミシン糸を選ぶ時に、布と同じ色のミシン糸があればいいのですが、
糸の色が合わない時にどう選んだらいいのか悩みますよね。
縫い目が目立たない色を選ぶ服飾美術科の先生から教えたもらった選び方は2つ。
濃い色の生地の場合
黒や紺、茶などの濃い色やビビットな赤やイエローなどの場合は、生地の色より
濃い色を選びます。
せも、濃い色の紺地を濃い色の黒や茶色で縫うのは目立ちます。
あくまでも濃いグレーなら黒、濃い紺色なら恋子尾の糸、こげ茶なら恋こげ茶というった具合に選びます。
淡い色の生地の場合
パステルカラーのような淡い色のピンクやサックスベージュのような色は、
生地の色より薄い色を選びます。
私は、赤ちゃんの服や長下着などを縫う時に、ピンクやサックス、レモンイエローなど、
生地の色に合わせてミシン糸を選びます。
ミシン糸の色の選び方プリント柄の場合
プリント柄には、半柄や幾何学模様、車や流行りのキャラクター柄など色々ありますね。
では、合わせる糸お選び方を見ていきましょう。
たくさんの色を使ったプルンと柄の場合
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上記のようなプリント柄の場合は、生地の面積が一番広いので、ミシン糸は記事の色に合わせるのが基本です。
また、生地を2色使う場合は、柄の色に合わせてもいいですね。
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このようなプリント柄だと、濃いブルー、濃い紫などを選ぶといいですね。
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この生地だと、地の糸の薄ベージュ、鶏の羽の茶色、葉の薄茶色、枝の薄グレーが候補になります。
私だったら葉の薄茶色を選びます。
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この柄の場合はっきりとした赤や緑、紺色などでプリントされていますが、地の生成色が案外目立たないです。
白地にチェックやストライプの場合
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白または生成色に様々な色の2色のチェック柄の場合は、白または生成色のミシン糸を選ぶと目立ちません。
男の子と女の子の姉弟ピンクのチェックとブルーのチェックのシャツを縫う時や、
糸違いのクッションカバーを縫う時など、地の白またはきなrの糸を選ぶと、
全部の色のチェックを1色のミシン糸で縫えますね。
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白または生成色に様々な色の2色のストライプ柄の場合、黒や紺、赤などの強い色の場合は、
どちらを選ぶかで印象が変わります。
たとえば、黒と白のスタライプ柄で、夏に着るシャツを作る時は白、
秋・冬に着るシャツを作るときは黒を選ぶのはいかがでしょうか。
また、男女ペアのシャツを作る時に、男子は黒、女子は白の糸を選ぶのもおしゃれですよ。
地の色とあまり差がない優しい色とのストライプなら、地の白または生成を選んでは以下が出ようか。
生成色のミシン糸はとっても便利
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手芸店に行ってミシン糸のコーナーをのぞいてみると、白の隣辺りに生成という色の糸が置いてあります。
真っ白ではないこの生成色は、とっても便利な色です。
私は孫の長下着やスタイ、甚平佐渡をたくさん縫ってきました。
孫は男の子と女の子なので、ピンク系とブルー系の色を選んできました。
赤ちゃんや小さな子供の服ってパステル系の淡い色が多かった。
なるべく早く縫うには、二人分を同じ色の糸でいっぺんに縫っていくといいんです。
生成色の糸で縫うと、糸を変える手間もいらないんです。
それに、ミシン糸の出費もバカにならないですよね。
それで、生成色の普通地用の60番のシャッペスパンの700メートル巻きを愛用してきました。
ミシン糸の色の選び方を無地で色が合わない・柄物の時のお悩み解決まとめ
ミシンで縫物をする時に、縫い目は出来るだけ目立たなくてきれいな方がいいですね。
無地で濃い色の場合で同じ色のミシン糸がない場合は、布より濃い色、
無地で淡い色の場合は布より薄い色を選ぶと目立ちにくいです。
柄の生地の場合は、柄の1色又は生地の地の色を選ぶと目立ちにくいです。
淡い色を縫うことが多い場合は、生成色の糸がとっても便利で経済的ですよ。